食品ロス削減のための新たな挑戦
イビススタイルズ札幌では、2024年9月4日から10月31日までの期間、食品ロス削減を目的とした新しいメニューを朝食ブッフェで提供します。使用するのは、道産飼料で育てられた「望来豚」を使用した和風ポークカレーと、規格外のバナナを使ったアイスクリームです。この取り組みは、消費者庁が発表している食品ロス量の削減を目指す一環であり、一人ひとりの意識改革が求められています。
道産食材へのこだわり
イビススタイルズ札幌の料理長、堀江亮氏は、道産にこだわる食材選びの中で、望来豚に出会ったといいます。この豚肉は、北海道内の食品工場からのロスを使用した飼料で育てられており、廃棄されるはずだった資源を有効活用しています。彼は「北海道の食材を活かす料理を通じて、訪れたお客様に喜んでいただけるよう努めています」と語ります。
和風ポークカレー
和風ポークカレーでは、しっかり焼き上げた望来豚のコクを引き出し、道産の玉ねぎをじっくり炒めて甘さを引き立てています。さらに、道産真昆布とカツオ節から取った出汁や生姜を使い、和風に仕上げる工夫も。これにより、肉の旨味を一層引き立てています。使用する部位は、時期によって脂身の付き方を見ながら、バラ肉と肩ロースを使い分ける予定です。ライスは道産の「ななつぼし」を使用し、カレーとの相性も抜群です。
規格外バナナアイス
デザートでは、ロッテの「あじわいバナナミルク」を提供します。このアイスクリームは、Dole社が推進する「もったいないバナナプロジェクト」に賛同し、見た目が規格外なバナナを使用しています。おいしく食べられるにも関わらず、流通過程で見逃されてしまった果物です。濃厚でまろやかな口当たりが特徴で、朝食ブッフェの終了時に多くのお客様に手に取られるデザートです。
今後の取り組み
堀江料理長は、食品ロス削減のための新しいメニュー開発についても言及しています。「私たちの取り組みが家庭での食品ロス削減につながれば嬉しい」とし、今後は規格外野菜を使用したメニューの開発や、 restaurantの利用者への啓発活動にも取り組む方針です。美味しさだけでなく、食品ロスについての意識を高める場を提供し、一人でも多くの方に行動の変化を促すきっかけを作りたいと考えています。
まとめ
イビススタイルズ札幌は、食品ロスの削減という重要な課題に取り組むための新しい試みを行っています。望来豚と規格外バナナの魅力を生かしたメニューを通じて、より多くの方にこの問題に関心を持っていただけることを願っています。興味のある方は、ぜひ期間限定のブッフェに足を運んでみてください。
イビススタイルズ札幌の概要
所在地:北海道札幌市中央区南8条西3丁目10-10
E-mail:
[email protected]
TEL: 011-530-4055
公式ホームページ
Instagram
Facebook