HIGHLIGHTイ・ギグァン、圧倒的パフォーマンスで観客を魅了
K-POPグループHIGHLIGHTのメンバーイ・ギグァンが、彼のソロコンサート『2024 LEE GIKWANG SOLO CONCERT [OBSESSED] in JAPAN』を11月14日と15日の2日間、東京のZepp Hanedaで開催しました。約5年半ぶりの日本公演には、多くのファンが詰めかけ、期待が高まる中、彼は独特の世界観で魅了しました。
本編の幕開け
公演が始まると、場内は濃いスモークで包まれ、一面の青い照明が幻想的な雰囲気を醸し出しました。大画面には彼が映画のモンスターさながらに燃え尽きた街に佇む姿が映し出され、観客は彼の世界観に引き込まれます。その中、真っ赤な照明とレーザーが舞う中で、彼が着用した衣装は前面と背中に十字架が施され、赤いビジューが散りばめられたブラックデザイン。彼が初披露となる「Predator」で観客の心を掴みました。
曲が進むにつれ、ファンの掛け声が会場を包み込み、熱気は最高潮に達します。「こんこんばんは、皆さん!キグァンです!」との挨拶で観客との距離が一気に近づきました。続けて「Blind」ではセクシーな演出で魅了し、「Out of Control」ではアカペラでの合唱も見せました。彼のダンスがさらに華やかさを増す中、温かいファンの声援が響きます。
ソロアーティストとしての挑戦
中盤では、この公演のコンセプトに込めた思いを語りながら新曲「이제야(Regret)」を披露。ピンスポットに照らされながらの彼の情感溢れる歌声は、会場を静寂に包み込みました。バラードの後、再び盛り上がりを見せたのはエネルギッシュな「Goin' Down」。ファンクナンバーで観客を魅了し、続く「Lonely」では彼とファンが一体となる瞬間が生まれました。
大合唱が生まれる瞬間
ヒップホップスタイルの「What You Like」では、スペシャルバージョンでロックテイストにアレンジされ、観客のボルテージが一気に上昇。彼はステージから降りて、客席のファンとハイタッチや一緒に歌う姿も見せ、大盛り上がりの中、会場は一つになりました。リラックスした姿で歌った「Favorite」では、感動的な演出が光ります。
最後の締めくくり
クライマックスへと進む中、VCRが鳴り響き、HIGHLIGHTの「Switch On」でステージが再度盛り上がり。客席の反応も高まり、ダンスパフォーマンスで会場の熱量を増していきました。「数えで36歳になった」と笑う彼の言葉に応え、情熱的なステージが続きます。最後は「Religious」で観客を圧倒し、「OBSESSED」の再現で公演が終了しました。
アンコールに応えるイ・ギグァン
アンコールでは、トークも交えながら「One」と「꿈(Dream)」をメドレー形式で披露。最後の曲「Dive」では、お互いの存在を確認し合うような掛け声で愛を確かめました。「OBSESSEDできるアーティストになっていきます」と語る彼には、大きな拍手が送られました。
このように、イ・ギグァンはソロアーティストとしても独自の色を放ち、彼の音楽探求はさらに続いていきます。次回の公演への期待は高まるばかりです。