防災グッズ大賞2025受賞のアイラップ
2025年9月3日、東京ビッグサイトで開催された「防災グッズ大賞2025」で、岩谷マテリアル株式会社の「アイラップ」がアウトドア・生活用品部門で大賞を受賞しました。この受賞を受け、ますます注目を集めているのが、アイラップを用いたレシピ集『決定版アイラップBESTレシピ - これ、知らないと損! -』です。著者は栄養士でありアイデア料理研究家のmako氏。アイラップの魅力や活用法を存分に紹介しています。
アイラップとは
アイラップは、ポリ袋調理の代名詞として知られ、日常的な料理から災害時の非常食作りに至るまで、幅広く活用されています。その特徴は、調理の簡便さと衛生面の両立です。煮たり、焼いたりする手間が省けるため、特に災害時には非常に便利なアイテムとなります。解説されたレシピに従うことで、家庭でも手軽に活用できるのがポイントです。
アイラップでの炊飯レシピ
アイラップを使った防災時のおすすめレシピのひとつに、米の炊き方があります。鍋とお湯があれば、お米を簡単に炊くことができるのです。基本的な手順は以下の通りです。
基本のお米の炊き方
1.
材料を用意
- 米(1合:150g)
- 水(200ml)
2.
アイラップに材料を入れる
- アイラップに米と水を入れ、30分ほど浸水させます。米と水の割合は1:1.2が目安です。
3.
袋の口を結ぶ
- 中の空気をしっかりと抜き、袋をねじり上げて口を結びます。
4.
湯せんする
- 鍋にお湯を沸かし、鍋底に耐熱皿を敷いて、結んだアイラップを入れます。お湯がポコポコする程度に加熱し、20〜30分で炊きあがります。
5.
蒸らしてほぐす
- 湯から出し、10分ほど蒸らした後、袋の上からほぐします。
この手法は、非常時においても簡単に主食を用意できるため、非常に役立ちます。
アイラップの利点
アイラップを使用する利点は、調理の面での手間がほとんど無く、洗い物も必要としない点です。災害時には食材の調達や火の利用が限られる中で、アイラップで簡単に調理を行えるのは大きなメリットです。また、通常の使い方もできるため、日々の食事を豊かにするアイテムとしても最適です。
例えば、「アイラップ袋麺」や「アイラップすいとん」など、普段の食卓でも活用できるレシピが多数掲載されています。これらは特に時間がない時や手軽に食事を済ませたい時に便利で、家庭に一つは欲しいアイテムです。
おわりに
9月9日は「救急の日」。この機会に、日常的に使用しているアイテムが非常時に役立つ可能性について考えてみるのも良いかもしれません。本書『決定版アイラップBESTレシピ - これ、知らないと損! -』では、日常使いのアイテムで防災にも貢献できるレシピが多数収録されています。家での食生活を豊かにするための一冊としても、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
書籍情報
- - タイトル: 『決定版アイラップBESTレシピ - これ、知らないと損! -』
- - 著者: mako(栄養士・アイデア料理研究家)
- - 出版社: ワニブックス
- - 発売日: 2025年9月1日
- - 価格: 1,760円(税込)
- - ISBN: 978-4-8470-7576-6
- - 初版限定特典: 「アイラップ10枚」付き
アイラップを使った料理の幅を広げ、日常生活の質を上げるためにも、おすすめの書籍です。