2025年度「世界最高米」の原料玄米決定
日本産米の価値向上を図り、生産者に希望を与えることを目的とする「世界最高米」プロジェクトが2025年度に向けて動き出しました。今シーズンは、岐阜県および長野県からの4品が認定され、全国に誇るべき品質を持つ米が選ばれました。
この「世界最高米」とは、国際食味コンクールで金賞を受賞した米の中から、当社独自の基準に基づいて選ばれた米を指します。特に、酵素活性や美味しさに重きを置いて厳選されています。認定された米は、さらに独自の加工技術を施されて「金芽米」に仕上げられ、その際の販売価格は1kgあたり1900円にも達します。
今年度の選定の背景
今年度の原料玄米は、2024年12月に山梨県北杜市で開催された「第26回大会」で金賞を受賞した米から選ばれました。選ばれたのは、長野県から2品、岐阜県から2品の合計4品です。これらの米は、厳しい基準をクリアしたものであり、その品質は世界に通用するものと言えます。
認定された生産者の紹介
今回認定された生産者は以下の通りです:
- - 大田ファーム(岐阜県白川村・コシヒカリ)
- - 木島平米ブランド研究会(長野県木島平村・ゆうだい21)
- - 白川村美味しい米づくり研究会(岐阜県白川村・ゆうだい21)
- - 小諸市(長野県小諸市・コシヒカリ)
彼らは、それぞれが個性的な風土や技術を生かして、日本伝統の米作りに取り組んでいます。受賞者たちが語る言葉には、米づくりにかける情熱が込められています。
生産者の声
大田ファームの大田剛之さんは、白川郷の美しい自然環境の中で農業を営むご夫婦の農家です。「秋の土作りには、地域の養豚場の堆肥を使っています。これからも美味しい米を作り続けます」と意気込みを語ります。
木島平米ブランド研究会の佐藤公敏さんも自然に恵まれた木島平村で、気候を活かした美味しい米作りに取り組んでいます。「世界最高米に選ばれたことに感謝し、今後も努力します」と語ります。
白川村美味しい米づくり研究会の中村秀司さんも、「国際総合部門で金賞を受賞し、さらに世界最高米に認定されたことに感激しています。自然の恵みが詰まった米をぜひ味わっていただきたい」と述べています。
最後に、
小諸市の清水三代子さんが作る米は、高地の特性を活かし、昼夜の温度差が利点となっています。「今後も地域の人たちと共に美味しいお米作りを続けていきます」と力強く言い続けました。
東洋ライス株式会社の取り組み
この「世界最高米」事業には、東洋ライス株式会社が深く関わっており、1961年に設立されて以来、金芽米の製造・販売を行っています。これからも日本の米を世界へ発信し、品質向上に努めていくことでしょう。
【詳細情報】
これからも「世界最高米」の魅力に期待が寄せられています!