環境に優しい「ECR25 electric」登場
建設現場の持続可能性を高めるため、電動建設機械のニーズが高まっています。その中で、ニシオホールディングス傘下の山﨑マシーナリー株式会社が供給する新たな機種、「ECR25 electric」が注目を集めています。本機は、環境先進国であるスウェーデンで開発され、特に環境配慮を重視したゼロエミッションモデルです。
GX建設機械認定取得
この「ECR25 electric」は、2023年1月1日に販売が開始され、国土交通省の「GX建設機械認定」を取得しました。同認定は、建設現場における脱炭素化を促進するために設けられた制度で、電動建機の普及を目指しています。これにより、「ECR25 electric」はより多くの現場での導入が期待されています。
目を引くモデルの特長
「ECR25 electric」の特長は、以下のポイントに集約されます。
1.
排出ガスゼロ: 現場での運用時に排出ガスが発生しないため、環境への影響を最小限に抑えます。
2.
静音設計: 騒音レベルの低減が図られ、周囲に配慮した運用が可能です。
3.
コスト効率: 非稼働時の電力消費がないため運用コストが抑えられます。
4.
高性能: 従来のディーゼルエンジン機と同等の性能を持ちながら、さらなる環境負荷の軽減に貢献。
この新モデルは、コンパクトなサイズでありながら、最大掘削深さやダンプ高さも十分な性能を持っており、都市部の狭い現場でも活躍が期待できます。オペレーターからも「スタイリッシュでモダンな外観で、都市部に最適」との評価を受けています。
充電と運用の柔軟性
「ECR25 electric」は、フル充電で最大4時間の作業が可能です。充電時間も、230Vの16Aで約5時間、400Vの32Aでわずか50分で80%の充電が完了します。この充電の柔軟性は現場での効率的な運用に寄与します。
電動機械の今後の展望
同社は、「ECR25 electric」に続いて、電動コンパクトホイールローダー「L25H electric」の国内販売も開始しました。GX建設機械認定を取得したことにより、今後も日本市場での電動建機のラインナップを拡充していく予定です。これに伴い、脱炭素社会の実現に向けた建設業界の意識が高まりつつあります。
GX建設機械認定制度の背景
国土交通省が策定した「GX建設機械認定制度」は、カーボンニュートラルを目指して電動建機の活用を促進するために導入されました。これにより、建設現場でのCO₂排出削減がさらに進むことで、地球環境保全にも寄与することが期待されます。
新たに登場した「ECR25 electric」は、建設業界において重要な役割を果たす製品となることでしょう。環境保護と効率的な作業の両立を目指すこの新モデルに、ぜひ注目してください。
問い合わせ先
さらに詳しい情報については、山﨑マシーナリー株式会社にお問い合わせください。
- - TEL: 0538-66-1213
- - 公式サイト