安全な家づくり
2025-08-20 10:23:49

家庭の安全を守る新しい住宅設計「安全持続性能」とは

家庭の安全を守る新しい住宅設計「安全持続性能」とは



近年、家の設計が健康に与える影響に注目される中、株式会社HAPROT(ハプロット)が提唱する「安全持続性能®」が、全国で100棟の住宅に実装されたことが報告されています。この住宅設計は、作業療法士の視点を基にしたもので、日常生活の中で起こり得る事故を未然に防ぐことを目的としています。

1. 「安全持続性能」とは何か?



「安全持続性能」とは、住宅内での事故を予防し、さまざまなライフステージにおける生活変化に対応できるように設計された住宅の基準です。具体的には、安全性と持続性の二つの基準が設定されており、そのそれぞれが3段階で評価されます。この評価システムにより、住宅の安全性を明確に数値化し、住む人が安心して生活できる環境を提供します。

1.1 安全性



住宅内事故のリスクを低減するための設計がなされており、特に玄関では段差の解消や手すりの設置が求められます。利用者の年齢に応じて、階段やトイレの設計も見直されており、滑り止めや照明の配置が工夫されています。これにより、例えば夜間のトイレ移動時の転倒などのリスクを大幅に減少させます。

1.2 持続性



住宅の設計は、将来の生活変化に対しても柔軟に対応できるものであるべきです。例えば、子どもが成長した場合や、家族が高齢になった場合にも快適に利用できるように、各個所が考慮されています。これにより、居住者が長期にわって安心して暮らせる家づくりが実現されています。

2. 日常生活でのリスク



日常生活の中には、火傷や転倒、溺水などの「日常災害」と呼ばれるリスクが潜んでいます。特に家庭内での事故は、年齢を重ねるごとにそのリスクが高まるため、住宅の設計段階での工夫が求められます。例えば、階段の少ない設計や、トイレの位置、収納の高さなど、生活動線に応じた配置が重要です。

3. 子どもに対する配慮



特に懸念されるのが小さなお子さんの安全です。住宅の窓やベランダからの転落事故は年々増加しており、これには住環境の設計が大きく影響しています。HAPROTの提案による「安全持続性能」が適用されれば、こうしたリスクを劇的に減らすことが期待されています。

4. まとめと今後の展望



HAPROTは今後も工務店との連携を強化し、多くの家庭に「安全持続性能」を届けることで、安心して暮らせる住まいの提供を目指していきます。私たちが日常的に利用する空間を見直すことで、家族の安全を維持し、より豊かな生活を送るための一歩となるでしょう。住宅設計には、住む人々の健康と幸福が直接反映されるのです。

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株式会社HAPROTについて



  • - 所在地:広島県廿日市市宮島口西2丁目7-13-5
  • - 設立:2022年4月
  • - 代表者:満元 貴治(作業療法士)
  • - ホームページ:HAPROT公式サイト

ご興味のある方はぜひお問い合わせください。


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会社情報

会社名
株式会社HAPROT
住所
広島県廿日市市宮島口西2丁目7-13-5
電話番号

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