VR技術を用いた小児弱視訓練用プログラムの展示
InnoJin株式会社は、2025年6月6日と7日に京都で開催される第81回日本弱視斜視学会総会および第50回日本小児眼科学会総会で、革新的な医療機器を展示します。この医療機器は、VR(バーチャルリアリティ)技術を活用しており、小児の弱視訓練に特化したプログラムを提供します。
小児弱視訓練の新たなアプローチ
VRを利用したこの訓練プログラムは、従来の方法とは一線を画しています。一般的な治療では、患者は長時間静かに座っていることが求められるため、子どもたちの集中力が続かず、訓練の効果が薄れがちです。しかし、このVRプログラムではゲームのような感覚で自然と楽しみながら取り組むことができ、子どもたちが積極的に参加できる点が大きな特徴です。このような環境は、治療プロセスに対する心理的な抵抗を減少させ、より効果的な治療につながります。
立体視訓練とデータ記録機能
また、VRでの訓練は眼と手の協応運動を同時に刺激するため、立体視訓練の効果も期待できます。このことにより、視覚機能の向上だけでなく、手先の器用さも鍛えることができるのです。さらに、特筆すべきは、訓練プログラム内でアプリの使用時間を記録できる機能が搭載されている点です。これにより、治療の進捗を見える化し、医療従事者や保護者が治療計画を立てる際の参考にすることが可能となります。
展示の目的と未来への展望
今回の展示は、販売や予約を目的としたものではなく、情報提供を主な目的としています。つまり、医療現場での診断や治療に革命をもたらす可能性を秘めた技術の紹介と言えるでしょう。働きかけとして、患者やその家族に負担をかけない医療体験を提供し、将来的にはこの技術が広く普及することを願っています。
展示会の詳細
今回の展示は、以下の学会で行われます。
- - 学会名: 第81回日本弱視斜視学会総会・第50回日本小児眼科学会総会
- - 会期: 2025年6月6日(金)、7日(土)
- - 会場: ロームシアター京都 みやこめっせ
皆さまのご参加を指して、この次世代の小児弱視訓練プログラムを実際に体験していただき、今後の医療への期待感を深めていただければ幸いです。
企業情報
InnoJin株式会社は、東京都文京区に位置しており、2020年に設立されました。医療とヘルスケアに特化したITソリューションを提供し、情報収集や分析、デジタルコンテンツの制作・販売など多岐にわたるサービスを展開しています。また、教育事業や医療に関するコンサルティングも行い、様々な分野で医療に寄与しています。
詳細については、
InnoJin株式会社の公式サイトを参照ください。
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