SKYSCAPE社の新展開
2022-09-27 10:01:07
空飛ぶクルマの未来を創るSKYSCAPE社、資金調達を終え新たな挑戦へ
空飛ぶクルマの未来を創るSKYSCAPE社、資金調達を終え新たな挑戦へ
空飛ぶクルマやドローンのインフラ開発を手掛けるDroNext株式会社が、プレシードラウンドにおける資金調達を成功裏に完了しました。同時に、社名を「DroNext株式会社」から「SKYSCAPE株式会社」へ変更したことを発表しました。
資金調達の目的
SKYSCAPE社は、設立以来、建設業やeVTOL(電動垂直離着陸機)製造会社、ドローン、さらには次世代エアモビリティ(AAM)に関連する事業を展開してきました。このように国内外の様々な企業と協力してきた実績をもとに、海外企業が日本市場に参入したり、日本企業がグローバルに展開するためのコンサルティングを行っています。
今回の資金調達は、当社の広範なネットワークを活用し、DRONE FUNDに加盟するスタートアップ企業の魅力を国内外に発信する義務も担っていることから行われました。この調達資金は、SKYSCAPE社が構想するVertiportの実現、優秀な人材の採用、マーケティング活動に充てられる予定です。
SKYSCAPEのVertiportについて
SKYSCAPE社は、「AAMが創造する価値をすべての人に届ける」ことを企業理念とし、お客様のニーズに応じたカスタマイズ可能なVertiportの設計と開発に取り組んでいます。具体的には、工事現場などで見かけるユニットハウスの中に、ドローンや空飛ぶクルマに必要なシステムを内蔵し、ユニットごとの組み合わせによって多様なニーズに対応するVertiportを提供します。
このアプローチにより、コスト削減やシステムの互換性など、多くの利点を享受できるようになります。また、AAM関連のサービスやインフラ施設の開発を通じて、輸送手段を超えたAAMが生む新たな価値を、より多くの人々に届ける未来を目指して日々努力しています。
DRONE FUNDとの連携
DRONE FUNDは、「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現を目指すベンチャーキャピタルであり、ドローンやエアモビリティ関連のスタートアップに特化した投資を行っています。1号および2号ファンドを通じて、国内外の59社のポートフォリオを持っており、3号ファンドではさらに広範なテクノロジーへの投資を実施していく計画です。
共同代表の大前創希氏は、SKYSCAPE社のCEOであるエイサ氏が世界中との広いネットワークを有し、新しい産業を創出するという情熱を持っていると確信しており、そのための支援を行っていく意向を表明しています。
社名変更の背景
SKYSCAPE社では、設立当初からAAMに関する2つのビジネスに携わってきました。それは、ドローンを活用した点検などのオペレーションサービスと、ドローンビジネスに関するコンサルティングです。今後は、Vertiportの開発と運営に重点を置き、AAMが開く新しい価値を皆様に届けていく所存です。
この方針の一環として、社名を変更することとなりました。新社名「SKYSCAPE株式会社」に改名することで、社員一同は新たな気持ちでこれからの業務に取り組んでまいります。今後とも何卒ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
まとめ
空飛ぶクルマや次世代エアモビリティが未来の交通手段として期待される中で、SKYSCAPE社はそのインフラを構築する重要な役割を果たすことを目指しています。今後の展開に期待が寄せられる中で、SKYSCAPE社の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
SKYSCAPE株式会社
- 住所
- 大阪市中央区谷町6-3-25
- 電話番号
-
070-1069-1149