夢のコラボレーション!四次元ポケットPROJECTの挑戦
日本が誇る国民的キャラクター、ドラえもんのひみつ道具が、実際の技術によって現実に生まれ変わるという夢のようなプロジェクトが始まりました。このプロジェクトは「四次元ポケットPROJECT」と名付けられ、富士ゼロックスのITソリューションをベースに、複数の企業が協力して進められています。最初の成果として生み出されたのは、コンピューターと連携した将棋の楽しみ方を革新する「セルフ将棋」です。
四次元ポケットPROJECTとは?
このプロジェクトは、異なる企業が持つ知識や技術を結集して、ドラえもんの漫画の中でしか存在しないひみつ道具を開発する試みです。富士ゼロックスは、このプロジェクトの円滑な進行をサポートするために、ITソリューションを提供しています。彼らの役割はコミュニケーション環境を整備し、企業間の共同開発を実現することです。
プロジェクトに込められた想いは、企業が協力することで新たな価値を生み出し、社会に貢献するというものです。今のビジネスシーンでは、企業同士のコラボレーションが成功の鍵とされており、これによって新商品が生まれることもあるのです。「四次元ポケットPROJECT」は、一般的に知られるドラえもんのひみつ道具を開発することで、ビジネスの新たな可能性を探っていきます。
初のひみつ道具「セルフ将棋」
プロジェクトの第一弾として製作された「セルフ将棋」は、6つの企業が集結し、それぞれの技術を持ち寄って実現しました。高い技術力に加えてモノづくりへの情熱を持つ企業が協力しており、富士ゼロックスのクラウドサービス「Working Folder」を活用することで、情報共有がスムーズに行えるようになりました。
各企業が持つ専門的な技術を駆使し、アームの動きや専用駒のデザインを調整するなどして、最終的に「セルフ将棋」は完成を見ました。自分自身で遊ぶことができるこのひみつ道具は、将棋の駒を操るためのコンピューターを調整することで、強さを変えられるのが特徴です。
参画企業の紹介
「セルフ将棋」の開発に携わったのは、以下の6つの企業です:
- - 株式会社TASKO:機構・デザイン制作を担当。
- - 株式会社エアーコード:プログラム開発と制御を担当。
- - 株式会社島田工作所:筐体の制作。
- - 堀越精機株式会社:精密機器の製作を担当。
- - 中島清吉商店:将棋駒の制作。
- - spfdesign inc.:インターフェイスデザインを担当。
このように、各社が自社の得意分野を持ち寄り、連携することで、望み通りの製品が形になりました。さらに、四次元ポケットPROJECTでは「セルフ将棋」に続く次のひみつ道具の開発も進めているということで、今後の展開が楽しみです。
富士ゼロックスのITソリューションの力
富士ゼロックスが提供するITソリューションは、単なる複合機だけでなく、紙と電子データの融合を進め、ビジネスを加速させるために役立ちます。このプロジェクトにおいては、「Working Folder」というクラウドサービスが特に重要な役割を果たしています。このサービスは、安価で簡単に導入可能なドキュメント管理ツールであり、企業にとって非常にセキュアな環境を提供します。外出先でもモバイル端末を使い、いつでも簡単にファイルをやり取りできるため、ビジネスの生産性を向上させることに寄与しています。
今後の展開
「四次元ポケットPROJECT」は、1月29日より公式キャンペーンサイトを公開する予定です。また、2月6日からは全国でCMの放送が開始されるとのことです。このプロジェクトがどのような新しい価値を創出するのか、ぜひ注目していきたいです。