全国のランナーが選んだ2023年のランニング大会100選
一般財団法人アールビーズスポーツ財団は、2023年1月から12月に日本で開催されたランニング大会の中から、参加者のレポートを基に「全国ランニング大会100撰」を発表しました。この選出は、4年ぶりの実施となります。2020年から2022年の間は新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止や延期となり、公平な評価が難しかったため、このイベントの運営が行われることはありませんでした。
2023年大会の特徴
発表された100大会の中には、新たに加わった14の大会が含まれています。「みえ松阪マラソン」や「びわ湖マラソン」といった新たな大会に加え、長い歴史を誇る「川口マラソン」や「滑川ほたるいかマラソン」などの伝統的な大会も選ばれました。これにより、新旧の魅力を併せ持つ大会がラインアップに入っており、ランナーからは高い評価を得ています。
「小野ハーフマラソン」事務局は、阪神タイガースやオリックス・バファローズの選手と共にランニングできるエクスペリエンスを提供すると同時に、50人に1人が表彰される抽選システムを設けたり、レース後にはライブパフォーマンスを行ったりして、多くの参加者に思い出に残る大会を目指しています。
県別の選出状況
県別に見ると、もっとも多く選出されたのは長野県の8大会でした。続いて東京と埼玉の各7大会が選ばれ、ランニング大会が活発に行われているマラソン激戦区の特色が際立っています。また、北海道や茨城県はそれぞれ6大会が選ばれ、千葉県と兵庫県が5大会、京都府が4大会、岩手県、山形県、栃木県、富山県、石川県、静岡県が各3大会と、全国各地の多様な大会が名を連ねています。
種目別の大会構成
今回の100撰では、フルマラソンとハーフマラソンがほぼ半数ずつの割合で選ばれました。フルマラソン主体の大会は48大会(フルマラソン単体は16大会)で、一方でハーフマラソン主体の大会は46大会(ハーフマラソン単体は6大会)となっています。その他、10キロ主体の大会が2大会、100キロ主体の大会が3大会で、さまざまなスタイルの大会が存在します。
RUNNETのリニューアル
また、4年ぶりの「大会100撰」発表に合わせて、RUNNETの大会100撰ページもリニューアルされており、エリア別や開催日別に大会情報を探しやすくなっています。ユーザー投稿による大会のおすすめポイントもチェックできる便利な機能が追加されました。
詳細情報は
RUNNET 大会100撰ページ をご覧ください。
アールビーズスポーツ財団について
一般財団法人アールビーズスポーツ財団は、2010年に設立された団体で、市民参加型スポーツの普及や振興を目指して、多数のイベントを開催したり、スポーツに関連する調査研究を行っています。明確なビジョンを持って次世代のスポーツ環境の向上に貢献しています。