セゾン情報システムズがデータ統合ツール「uSonar」を導入
セゾン情報システムズ株式会社は、法人向けに提供しているファイル転送ツール「HULFT」においてリード獲得の強化を目指し、Oracleのマーケティング・オートメーション製品である「Oracle Marketing Automation(Eloqua)」を導入しました。
導入の背景と目的
近年、ビジネス環境はデジタル化が進み、マーケティング部門においても顧客データの有効活用が重要視されています。セゾン情報システムズは、各部署で異なるフォーマットで管理されていた名刺データやWEBからの問い合わせデータ、受注データなどを統合するために、データ統合の必要性を認識しました。そこで新しい企業データを追加し、全体のデータ統合を実現するためにランドスケイプのデータ統合ツール「uSonar」を導入しました。
uSonarとOracle Eloquaの連携
「uSonar」は、アプレッソ社のデータ連携ツール「DataSpider Servista」をHUBとして使用し、Oracle Eloquaと連携しています。これにより、各部署でバラバラに管理されていたデータを「DataSpider Servista」で収集し、「uSonar」で企業名の表記ゆれを正確に整備し、企業属性を自動的に付与することで、統合されたデータベースが構築されます。このプロセスにより、データ正確性が向上し、スムーズなリード獲得が可能になりました。
効率化と利便性の向上
「uSonar」の導入により、問い合わせフォームに入力される情報のクレンジング機能が活用され、入力工数の削減と不備のあるデータの受け付け防止が実現しました。これにより、マーケティング施策の効率が大幅に向上します。
導入のメリット
1.
業務負荷の軽減: 名寄せなどのデータ整備の業務負荷がなくなり、常に最新の状態でデータが維持されます。
2.
リードスコアリングの精度向上: 既存データに119項目の企業属性を加えることで、高精度なリードのスコアリングが可能になりました。
3.
入力負荷の軽減: 問い合わせフォームの入力負荷が減り、情報登録の促進につながります。
4.
ROIの正確な把握: 統合データベースを活用することで、各マーケティング施策のROIを正確に把握できます。
ランドスケイプの支援
ランドスケイプは、今後もさまざまなツールとの連携を実現し、企業のデータ統合や利活用の基盤構築を支援していきます。
uSonarについて
「uSonar」は、顧客に関する多様な情報を統合し、効果的に管理できるクラウド型データ統合ツールです。ランドスケイプが長年にわたって培ったデータクレンジングのノウハウと、820万件以上の法人マスターデータベース「LBC」が搭載されています。詳細は
こちらをご覧ください。
Oracle Marketing Automationについて
「Oracle Marketing Automation(Oracle Eloqua)」は、B2B向けのクラウドサービスで、マーケティング部門が獲得したリードに対するナーチャリングフローを自動化します。プロファイルと行動履歴を基にターゲットのスコアリングを行い、分析が可能です。詳細は
こちらを参照してください。
企業情報
セゾン情報システムズ
- - 所在地: 東京都豊島区
- - 設立: 1970年9月1日
- - 事業内容: カードシステム事業、流通・ITソリューション事業、HULFT事業
詳細は
こちらをご確認ください。
HULFTとDataSpiderの概要
「HULFT」は、業務システムファイル転送のためのミドルウェアであり、多くの企業で利用されています。さらに、「DataSpider Servista」は、GUIでデータ連携を簡単に行えるソフトウェアで、素早くシステムをつなげることができます。