Creaform社の最新3Dスキャンソフト「VXelements 12」出現!
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、Creaform社の3Dスキャンソフト「VXelements 12」のアップデートを2024年11月6日に発表しました。このソフトウェアは、Creaform製の3D測定機器と連携し、高精度なデータの取得と加工をシンプルに行える特長があります。今回のアップデートによって、スキャン精度や操作性が一段と向上し、ユーザーにとって直感的かつ効率的な3Dスキャン作業が可能になりました。
VXelements 12の特徴と新機能
Creaform社は、ユーザーからのフィードバックを受けて、VXelementsプラットフォームの機能を大幅に改良しました。特に新バージョン「VXelements 12」では、スキャン精度の向上とソフトウェアとハードウェアの連携の強化が実現されました。
HandySCAN 3D|MAXシリーズのレベルアップ
HandySCAN 3D|MAXシリーズでは、業界初となる「0.075 mm + 0.010 mm/m」というスキャン精度を誇る新しいアルゴリズムが導入されました。これにより、ハンディタイプの3Dスキャナーとしての操作性が飛躍的に向上。新たに追加された「スケールバーモード」と「ターゲット取得モード」により、ターゲットの品質を視覚的に判別できるインジケーターや、偏差を示すテーブルも追加され、スキャン作業の精度と効率が大幅に改善されました。
VXscanとVXmodelの新機能
VXscanおよびVXmodelでは、リアルタイムで多解像度スキャンを行い、スキャン直後に高精度なメッシュデータを生成する「ライブ多解像度スキャン」機能が新たに追加されました。また、複雑な形状にも対応できる「回転軸」機能も加わり、スキャン対象の調整が容易になりました。これにより、ユーザーはより的確なスキャンが行えます。
検査を効率化するVXinspect
VXinspectでは、検査プログラムごとにカラーマップ設定を保存できる「カラースケールプリセット」機能を追加。これにより、さまざまな検査業務が一層効率化され、一貫したレポート作成が可能になります。新しいテンプレート機能により、異なる検査プログラム間の情報をスムーズに管理・再利用できるようになりました。
VXscan-Rのアップデート
VXscan-Rでは、スキャン経路の確認と修正を瞬時に行える「インスタントパス・スキャニング・インサイト」機能が搭載され、ロボットのスキャン経路が自動で最適化されます。これによって不要なスキャンを減らし、スキャン精度を保ちながらサイクルタイムを短縮できるようになりました。
期待される今後の展開
VXelements 12のアップデートにより、より高精度で効率的な3Dスキャンが可能になり、多様な分野、特に製造や品質管理、エンジニアリングにおいて生産性の向上が期待されます。この新たな3Dスキャン技術の進化をぜひご体験ください。
システムクリエイトについて
株式会社システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナー、CAD/CAMなどのソフトウェアを提供しています。設立から30年以上、幅広いサービスで業界に貢献し続けています。詳細な情報は
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