イニシャル・ポイント資金調達
2021-03-18 10:00:10

イニシャル・ポイント、1億円の資金調達を実施しサービス強化へ

イニシャル・ポイントが資金調達に成功



2021年3月18日、多要素認証サービスを提供するイニシャル・ポイント株式会社(本社:東京都千代田区)は、新生企業投資株式会社およびGA投資組合からの出資を受けて、総額1億円の資金調達を実施したと発表しました。この資金は、同社の提供するサービス「JinCreek」の強化および新サービスの開発に使われる予定です。

イニシャル・ポイントは、2020年に設立され、通信業界の認証システム開発経験を持つプロフェッショナルたちによって構成されています。同社の提供する「JinCreek」は、LTE閉域網を利用した多要素認証サービスであり、従来のリモートアクセス時の本人確認をより安全に行えるよう設計されています。

資金調達の背景と目的


今回の資金調達は、今後の在宅勤務が一般的になる中で、安全かつ安価な本人認証サービスのニーズに応えるために行われました。特に新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及し、サイバーセキュリティの脅威が増加している現状を背景に、より多くの企業がこのサービスを必要としています。

新しい資金により、イニシャル・ポイントは以下のような取組みを進める予定です。
  • - 初期導入費用の低減: モバイルルーターを活用し、利用の入り口を広げることで、初期コストを抑えます。
  • - OS対応の拡張: Windows以外のOS(例: iOS、Android)にも対応したサービスを展開します。
  • - サービスの強化: より多くの生体認証ソフトウェアを「JinCreek」と連携させ、機能の充実を図ります。

サービス展開と利用事例


イニシャル・ポイントでは、リモートワークを支援するための多様なサービスを展開しています。「JinCreek」を活用することで、自宅にいながらにして安心して業務を行える環境を提供しています。特に、育児や介護をしながら在宅勤務を行う人々にとって、このサービスは非常に有意義です。

また、同社はNECネッツエスアイ株式会社やソフトバンクとの提携により、通信環境の整備にも力を入れています。これにより、顧客は自分の利用状況に応じた多要素認証を利用できるようになります。

引受先からの期待の声


資金提供を行った新生企業投資株式会社のマネージングディレクターである西村和将氏は、「ポストコロナ時代においても安価かつ便利な多要素認証サービスへのニーズはますます高まる」と述べ、今後の事業成長に期待を寄せています。

イニシャル・ポイントは、この資金調達を機に、サービスの品質向上とより多くの顧客へのアプローチを図り、信頼される認証システムプロバイダーとしての地位を確立していくことでしょう。企業のリモートワーク体制の構築において、同社は重要な役割を果たすことが期待されています。

公式ウェブサイトには詳細な情報が掲載されており、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

イニシャル・ポイント公式サイト

会社情報

会社名
イニシャル・ポイント株式会社
住所
東京都千代田区富士見1-3-11富士見DUPLEX B`s 4F
電話番号
03-3262-5080

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