脳のフレイルを防ぐ食育セミナーが開催！健康長寿を目指そう

超高齢社会における食育の重要性

日本は現在、超高齢社会を迎え、認知症やフレイル（虚弱）の問題が深刻化しています。このような社会背景を受けて、特定非営利活動法人日本成人病予防協会は「第19回日本の食育セミナー」を開催し、一般市民が心の健康を守るための実践的な知識を提供します。

セミナーの概要

今回のセミナーは2025年11月8日（土）に開催され、テーマは「脳のフレイルを防ぐ食」です。場所は国立オリンピック記念青少年総合センター（東京都渋谷区代々木神園町）で、参加は無料。定員は会場が300名、オンラインが700名で、参加希望者が多数の場合は抽選となります。申し込みはインターネットを通じて可能で、締切は10月26日（日）です。

講演内容

セミナーでは、まず東北大学の瀧靖之教授が「日常生活でつくれる！生涯健康脳」というテーマで講演を行います。瀧先生の専門知識を元に、誰もが実践できる生活習慣や食習慣に関するアドバイスを提供します。

次に、パネルディスカッションが行われます。パネリストには、健康管理士の長岐祐子氏と、当協会の学術部管理栄養士である大塚かな氏が参加し、彼らの経験に基づいた「健康脳を保つ『食べる力』」について気になるテーマを掘り下げます。

参加の意義

このセミナーは、認知症高齢者数が増加すると予測される2050年に備えて、若い世代から健康に関する正しい知識を身に付けるための場でもあります。フレイルや認知症を予防するためには、日々の食事や生活習慣が重要です。

特に、超高齢社会においては医療や介護費用の増加が社会的な問題として浮上しています。このセミナーに参加することで、参加者は実際の生活に役立つ知識を学び、コミュニティの一員として健康的な生活習慣を広める手助けをすることが期待されます。