XVLとXC-Gateの連携
2024-09-24 15:36:27

新たな設計製造ソリューション「XVL&XC-Gate」の連携が業界を革新

新たな設計製造ソリューションの登場



近年、製造業界はデジタル化と効率化が求められています。その中で、ラティス・テクノロジー株式会社が提供する軽量3Dフォーマット『XVL』と、株式会社テクノツリーが開発した現場帳票電子化ソリューション『XC-Gate(エクシーゲート)』が連携し、新たな設計製造ソリューションを発表しました。この革新的な技術は、これからの製造業において大きな変革をもたらすことが期待されています。

問題解決へのアプローチ



役職者や現場スタッフの両方が直面する製造業の現状は、依然として多くの業務が紙ベースで運用されています。しかし、手書きによる情報の誤りや、最新情報の共有ができないことが、生産性の低下を引き起こしています。情報が更新されるたびに再入力が必要となり、業務プロセスが煩雑化しているのが現実です。これらの問題に対処するために、XVLとXC-Gateの連携が非常に重要です。

新ソリューションの機能



新しく誕生したこのソリューションでは、PDM(製品データ管理)からXVL形式への3Dデータ変換を行い、製造指示情報を直感的に確認できる環境を整えています。このシステムにより、作業指示や確認チェックリストはXVLに結びつけられ、製造現場のスタッフはタブレットやPCを使って簡単に情報の確認が行えます。

さらに、音声入力やBluetooth接続による情報入力の対応も行っており、デジタルな工具からの情報収集ができるのも大きな特徴です。これにより、現場での情報がリアルタイムでデータベース化され、必要な情報をすぐに検索・表示することが可能になります。

視覚的なコミュニケーションの重要性



XVLとXC-Gateの連携は、製造現場のコミュニケーション手段としても革新をもたらします。何を作るのか、どのように作るのか、そして何が変更されたのかを、3Dで視覚的に簡単に理解できるようにすることで、より明確な指示と状況把握が可能になります。この視覚的効果は、製造業において大変重要な要素になるでしょう。

業界への影響と今後の展望



ラティス・テクノロジーは本ソリューションの導入により、企業のデジタル化やペーパーレス化を進め、業務の効率を高めることを目指しています。また、このシステムは、設計部門と製造現場の一体化を図り、適時最新の設計情報を反映させることで、業務プロセスを効率化させる可能性を秘めています。

今後は、XVL Web3D Managerのオプションとして、2024年10月以降にリリースされる予定です。さらに、2024年9月27日には、東京都千代田区で開催されるセミナーにおいて、実際にこのソリューションが展示される予定です。この機会に、多くの業界関係者がその効果を体感することでしょう。

まとめ



新しい設計製造ソリューションの登場は、製造業の未来に対する大きな期待を生んでいます。XVLとXC-Gateが生み出す新たな効果は、業界全体を変革し、さらなる価値創造が進むことが期待されています。これからの製造業において、デジタル化と効率化は欠かせない要素となるでしょう。


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会社情報

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ラティス・テクノロジー株式会社
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