株式会社Linnéが初のクラフトサケ「800」を発表
2024年の春に創業予定の株式会社Linnéは、初のクラフトサケ「800」を東京で披露します。この新しいブランドは、「異を醸す酒」をコンセプトに、大麦、蕎麦、そして米を使用して、これまでにない日本酒を生み出しています。
「800」の誕生背景
株式会社Linnéは、京都府に拠点を置き、多様な素材と日本らしい概念を融合させることで食文化の発展を目指しています。代表取締役の今井翔也氏は、以前に「WAKAZE」で日本酒の造りを経験した実績があり、国際的な視野を持つ醸造家です。彼の理念に基づく「800」は、八百万の神々に由来し、その名の通り多様性を大切にしています。
ブランドの特徴
「800」は、特に「クロスボタニカル」として知られる手法を取り入れています。これは、さまざまな植物を組み合わせることで、独特な風味を引き出すことを目指しています。第1作として発表された「800 大麦」は、埼玉県の「COEDO BREWERY」から譲り受けたビール用大麦を使用し、福島県南相馬の米と一緒に醸造されています。このお酒は、果実の香りや酸味が楽しめ、冷やして飲むことを推奨しています。
今後の展開
「800 大麦」は早くもイベントで大好評のうちに完売し、今後は蕎麦と米を使用した製品も続々と発表されます。具体的には、「800 蕎麦」は新潟産の蕎麦を使用し、米と蕎麦の特性を生かすという試みがされています。また、2024年9月にはクラウドファンディングを開始し、さらなる醸造酒の販売を計画しています。
2024年のイベント情報
株式会社Linnéは、2024年9月11日から15日にかけて東京都大手町で行われる「若手の夜明け2024 TOKYO」に出展します。そこでは今井氏自らがシャンパンをご提供し、試飲を行う予定です。
クラウドファンディングについて
クラウドファンディングは2024年9月末に開始予定。詳細は特設リンクにて事前登録を受け付けています。これにより、新たな日本酒の魅力を体験できる機会が広がります。また、飲食店向けの先行案内も行う予定で、幅広くサポートしています。
会社概要
株式会社Linnéは、2024年に設立された新進気鋭の酒造会社です。代表の今井翔也氏は、日本酒の未来を切り拓くために、素材の多様性に挑戦し続けています。これからも新たな日本酒のスタイルを提案し、飲食文化の中での新しい楽しみ方を提供していくことでしょう。
この新ブランド「800」は、今後の日本酒の定義を変えるかもしれない期待が高まっています。ぜひ、今後の展開に注目してみてください。