まちづくりスクール開校
2020-07-17 11:00:08

地域の未来を築く人材育成—次世代まちづくりスクールが開校へ

地域未来創造大学校・次世代まちづくりスクールがスタート



地域の未来を築く人材を育成する「地域未来創造大学校・次世代まちづくりスクール」が、2020年9月に開校を予定しています。この取り組みは、東京大学の研究者やエンジョイワークスが中心となり、地域社会における社会課題を解決するための人材を育てることを目的にしています。特に、地域に根ざした「住まい」と「ひと」の間で発生する課題を実践的に解決できる能力を持つ専門人材の育成を目指します。

取り組みの背景


不動産業と建設業などの専門家が協力し、地域課題に対して具体的な施策を行える人材を育成するための「次世代まちづくりスクール」が開校する運びとなりました。このスクールは、東京大学の空間情報科学研究センターが2019年に設立した「次世代不動産研究会」と、エンジョイワークスが運営する「空き家再生プロデューサー育成プログラム」の取り組みを統合して設立されました。

スクールのコンセプト


次世代まちづくりスクールの基本理念は、実践的な知識とネットワークを駆使して地域の社会課題を解決できる人材を育てることです。このスクールでは、実務的な知識をもったプロフェッショナルをオンラインで学ぶプラットフォームと、専任教授による対面式のゼミを提供し、様々な分野からの知識を身につけます。また、地域の特性に合わせた専門家との連携も重要です。

具体的な教育課程


スクールは、「一般教養課程」、「専門課程」、「資格講座」の3つのコースに分かれています。

1. 一般教養課程では、広範なまちづくりに関する知識をオンラインで学ぶことができ、受講生同士のコミュニティ作りを目的としたFacebookグループも併設されています。

2. 専門課程では、専任教授が運営するゼミを通じて、より実践的なスキルを身につけることができます。具体的なプロジェクトやケーススタディを通じて、専門性を高められます。

3. 資格講座では、事業実践のためのスキルや知識を学び、「空き家再生プロデューサー」として地域に貢献することを目指します。

スクールの構成


次世代まちづくりスクールは、オンラインキャンパスと都内に設置予定のリアルキャンパスで構成されます。リアルキャンパスでは、受講生参加型のリノベーションプロジェクトが始まる予定で、実践的な知識を得られる場として機能します。2020年10月からは、研究室活動が本格化し、専門課程の受講が開始されます。

教授陣


開校時には、東京大学の教授や各分野の専門家が講師陣として参加し、実務から学んだ知識を提供します。特任教授の清水千弘を始め、次世代のまちづくりを担う多彩な教授陣が揃い、地域の特性を生かした学びの環境を提供します。

新たな未来を築く人材育成の場


次世代まちづくりスクールの開校に向けた公開講座イベントは2020年8月8日にオンラインで行われます。このイベントを通じて、地域の未来を創造するための学びの場として、新たな人才育成の始まりが期待されています。まちづくりに興味がある方々にとって、参加する価値のある機会となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社エンジョイワークス
住所
神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1 2F
電話番号
0467-53-8583

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