虎ノ門ヒルズの3Dアート
2014-07-15 11:00:03
虎ノ門ヒルズに現れる巨大3Dアート広告!若者たちが挑む社会貢献コンテスト
虎ノ門ヒルズに現れた巨大3Dアートの真相
東京・虎ノ門ヒルズのオーバル広場に、目を引く巨大な3Dアート広告が出現しました。このアートは、慶應義塾大学とアクセンチュアが共催する「慶應・アクセンチュアDIG」の一環として制作されたもので、期間中だけの特別な展示になります。
このプロジェクトのテーマは「ヒトが助かる穴を掘れ」というもので、人々の視覚を利用したコミュニケーションの手法を取り入れています。アートは立体的に見え、実際には存在しない穴があるかのように感じるように設計されています。訪れた人々は指定されたビューポイントからその錯覚を体験し、写真を撮ったり、友達とSNSにシェアしたりすることができます。
参加者による挑戦
このアートの背後には、若い世代が参加する「慶應・アクセンチュアDIG」コンテストが存在します。高校生から大学生、大学院生が参加し、与えられたデータをもとに地域の問題に対する解決策やアイデアを競い合います。参加する自治体から提供されるデータを活用し、神奈川県、佐賀県、会津若松市、鯖江市、流山市といった地域に関連する課題に対して創造的なアプローチを提案します。
このコンテストでは、参加者は若者の定着を促す街づくりや観光客誘致、投票率の向上、地方間の情報格差解消といった多岐にわたるテーマでチャレンジします。これらのテーマに対して独自のデータ分析を行い、論理的かつ創造的な提案を行うことで、自らのアイデアを次のステージへと進めるチャンスを得るのです。
イベントの詳細
展示は2014年7月17日から20日まで、虎ノ門ヒルズオーバル広場で行われ、期間中は毎日朝8時から夜9時(最終日は18時まで)に公開されます。展示スペースには、イメージ装飾やQRコードパネル、さらにはコンクリートのディスプレイ装飾などが設置され、リアルな体験を創出しています。
最優秀賞や優秀賞といった表彰も用意されており、受賞者には賞金が提供されるほか、受賞したアイデアが実際の政策に反映される可能性も秘めています。最終的なプレゼンテーションと表彰式は11月8日に行われる予定です。
この展示とコンテストを通じて、虎ノ門ヒルズの訪問者はアートを楽しむだけでなく、社会の問題解決に参加する若者たちの熱意にも触れることができるのです。デジタルやデータを駆使した新しい形の社会貢献活動が盛り上がる中、未来への希望を抱く若者たちにとって、このイベントは貴重な経験となるでしょう。
この取り組みは、地域社会の活性化や若者の意識改革のきっかけにもなることが期待されています。今後の展開が楽しみです。
詳細は公式ページで確認し、ぜひ、虎ノ門ヒルズに足を運んでみてください。
会社情報
- 会社名
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慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ
- 住所
- 神奈川県藤沢市遠藤5322
- 電話番号
-
0466-49-3458