九州大学ラクロス部が新たなスポンサー契約を締結
最近、九州大学ラクロス部が株式会社GLUGとスポンサー契約を結びました。この契約により、部員たちは新たな活動資金や交流の場を得ることが期待されています。特に注目すべきは、この契約の実現を支えたのは「SPONSORS BOOST」というプラットフォームです。
SPONSORS BOOSTとは?
「SPONSORS BOOST」は、企業が大学の部活動に対して小口でのスポンサー出資を行えるシステムです。企業は年間30,000円からの出資が可能で、部活動に必要な資金を提供することができます。これにより、部員たちは遠征や練習に必要な資材を揃えることができ、部活の活性化が図られます。
九州大学ラクロス部の困難な歴史
九州大学ラクロス部は1995年に設立され、現在は87名の部員が所属しています。しかし、過去には資金不足から遠征や活動が制限されることが多く、自慢のスキルを活かせずにいました。個人で負担していた遠征費はその一因でした。
出資を受ける前は、年に数回の遠征しかできず、部活動の幅が狭まっていました。そんな中でのスポンサーシップ契約は、部活に新たな風を吹き込む希望となりました。
スポンサー契約の効果
GLUGとの契約によって、九州大学ラクロス部は新たな可能性を手に入れました。スポンサーの支援により、活動資金が充実し、関東への遠征の頻度が増加。質の高い大学チームとの交流が実現し、練習の質も向上しています。これにより部員たちのモチベーションも大きく向上していると報告されています。
GLUGのメッセージ
GLUGの代表取締役社長、佐藤洋平氏は「学生との交流は、企業にとって成長の機会でもあります。将来のキャリアの可能性を広げるお手伝いができることが嬉しい」と語ります。企業にとっても、優秀な学生との接点を持つことは大きなメリットです。
両者の相乗効果
九州大学ラクロス部は、スポンサー契約を通じて経済的な支援だけでなく、企業とのネットワークも広げることができ、多角的に部活の活動を活性化させています。学生たちにとっても、早期からキャリア形成のチャンスが生まれ、その結果として企業にとっても新たな人材の発見や育成の場となるのです。
この契約が、年々厳しさを増す経済環境の中でも、九州の学生たちの夢や挑戦を支える大きな一歩となることは間違いありません。今後も九州大学ラクロス部とGLUGの協力関係が、成果をもたらすことを期待したいです。