株式会社マクニカは、神奈川県横浜市に本社を置くテクノロジー企業であり、2023年に「Cato Networks 伴走支援サービス」の提供を開始しました。このサービスは、SASE(Secure Access Service Edge)の次世代プラットフォームである「Cato Cloud」を導入した企業が、その運用を最大限に活用できるように支援するものです。
背景とニーズの変化
昨今、リモートワークやクラウドサービスの普及が進み、従来の境界型セキュリティモデルでは企業のシステムを適切に保護することが困難になっています。そのため、多くの企業が「ゼロトラスト」モデルへ移行しており、その重要な要素としてSASEが注目されています。Cato Cloudは、ネットワークとセキュリティを一元化して管理し、効率的で安全なアクセスを実現するため、多くの企業に支持されています。
企業からは、以下のようなニーズが寄せられています:
- - 自社の環境に合ったネットワークとセキュリティの運用方法の確立
- - Cato Cloudの設定をベストプラクティスに基づいて最適化したい
- - CASBやDLPの制御を強化しつつ、セキュリティリスクと運用負荷のバランスを保つ
Cato Networks 伴走支援サービスの内容
新たに提供される「Cato Networks 伴走支援サービス」は、Cato Cloud導入後の環境可視化から設定の最適化、さらに定期的な技術サポートを行う一連のサービスです。これにより、企業はネットワークとセキュリティの設定を効率化し、外部からの脅威や内部での不正行為に対してより堅牢な対策を講じることができるようになります。
このサービスは、以下の3つのステップで実施されます:
1.
既存環境の把握 — パラメーターシートや管理コンソールの操作を通じて、顧客のCato Cloud環境を詳細に把握します。
2.
課題の洗い出し — 初回のミーティングで、運用担当者からのヒアリングを行い、現在の課題や理想とする環境を明確化します。
3.
最適な設定の提案 — 現状(As-Is)と理想(To-Be)を整理し、スケジュールを策定した後、プロジェクトを実施します。
さらに、契約期間内にはQA対応が可能であり、管理コンソールの使い方やデータレポートの出力方法など、基本的な利用方法についてもレクチャーを受けることができます。
マクニカの実績
マクニカは、Cato Networks社製品の国内販売を2017年から開始し、国内1次代理店としてここまでの実績を有しています。Cato Networks APJ Partner Summitにおいては、2年連続で「Japan Leading Distributor」を受賞しており、その信頼性とノウハウを生かして企業のゼロトラストネットワークへのスムーズな移行を支援していきます。
Cato Networksは、脅威の防止やデータ保護を行うシングルベンダーのSASEプラットフォームを提供し、企業が従来の高コストかつ柔軟性に欠けるインフラから、最新のネットワークアーキテクチャへと容易に移行できる環境を整えています。
詳細情報については、マクニカの公式ウェブサイトをご確認ください。
最後に
マクニカが提供するこの伴走支援サービスは、急速に進化する企業のセキュリティニーズに応えるための重要な取り組みです。Cato Cloudを通じて、未来の企業ネットワークにおけるセキュリティを一層強化することが期待されます。