KHネオケム千葉工場
2024-07-29 17:05:32

KHネオケムの千葉工場、新設備増強にて生産能力を大幅向上

KHネオケムが冷凍機油原料の生産能力を大幅向上



KHネオケム株式会社は、東京都中央区に本社を置く企業で、冷凍機油原料の生産設備増強工事が2024年7月に完了したことを発表しました。この工事は、エアコン市場での需要増に応えるために行われ、冷凍機油原料の供給を拡大することを目的としています。

増強の背景と目的



近年、特に新興国でのエアコン市場の急成長と、環境に優しい冷媒の使用へシフトする動きが強まっています。この背景には、オゾン層の保護や地球温暖化を抑制するために国際的に厳しくなっている環境規制があります。そのため、冷凍機油原料の需要が急増しています。

冷凍機油は、エアコン内部で冷媒を圧縮する際に重要な役割を果たす潤滑油であり、その品質はエアコンの性能に直結します。特に、環境配慮型の冷凍機油に対するニーズが高まってきており、これに応じて生産能力を増強することで、同社はさらなる市場競争力を確保する狙いがあります。

生産設備の概要



新たに増強された生産設備の所在地は千葉県市原市五井南海岸で、年産能力は従来比で1.5倍となりました。この生産ラインの強化により、冷凍機油原料を中心に、千葉工場全体の生産性が向上し、収益力の強化が期待されています。

本設備の整備は、長期的な視野で見た経済的利益の増加だけでなく、環境に優しい製品の供給を強化することにもつながります。KHネオケムは、この取り組みにより、企業としての社会的責任も果たしていく方針です。

KHネオケムの基盤と成長



KHネオケムは2010年に設立され、もともと1966年に設立された協和油化を母体としています。同社は、各種石油化学製品の研究・製造・販売を行い、「冷凍機油原料」や「化粧品原料」などの機能性材料を主要製品群として展開しています。また、半導体やフラットパネルディスプレイ用の高純度溶剤といった電子材料や、塗料インキ用溶剤などの基礎化学品も取り扱っています。

企業は地球環境保護への取り組みを強化しており、冷凍機油原料の拡充により、持続可能な社会の実現にも寄与していく所存です。企業理念として、製品の品質を最優先し、顧客の期待に応えることを重視しています。

まとめ



この度の冷凍機油原料の生産能力の増強は、KHネオケムの挑戦の一環であり、エアコン市場における競争力を高めるだけでなく、環境保護の必要性に応える取り組みでもあります。企業の未来に向けた戦略的な投資は、今後の発展に大きく寄与するでしょう。今後もKHネオケムからの新たな製品への期待が高まります。


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会社情報

会社名
KHネオケム株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-3-1室町古河三井ビルディング13階
電話番号
03-3510-3550

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