類塾プラスとパナソニックが手に手を取り合う
教育の現場におけるイノベーションが進む中、株式会社類設計室の教育事業部「類塾プラス」が新たに注目の共同授業を発表しました。これは、パナソニックホールディングスが開発した「Scratch Home School」を取り入れたプログラムです。2025年3月24日以降、類塾から名称変更された「類塾プラス」の50周年を記念する新たな試みとなります。
探究心を育む授業内容
この授業では、プログラミングができるIoT照明などの最新技術を活用し、子どもたち自身が自分の五感や感性を言葉に変換し、新たな発見を体験することができます。授業を通じて、子どもたちは自らの創造力や表現力を引き出し、楽しみながら学ぶことができる内容になっています。
特に、「光とことばの探究~親子で創る『新しい光』~」という第一弾の授業では、親子で参加可能な形式で、光の色を変えたり、素材を用いて反射させたりすることで、オリジナルのアート作品を制作していきます。その際、講師との対話を通じて、より深い意味を追求し、抽象的なテーマに基づいた作品作りが行われます。
シリーズ授業の詳細
- - 日程: 4/26、5/10、5/24、6/7、6/21、7/5、8/2、8/30の全8回
- - 場所: 類塾プラス 彩都教室(茨木市彩都やまぶき2-1-10類 彩都ビル)
- - 対象: 小学3年生から高校3年生までの親子(子だけの参加も可能)
授業の主旨と目的
この共同授業は、激動する社会を生きるために子どもたちの創造性と学び続ける力を育むことを目的としています。授業内では、光を使った創作活動に取り組む中で、五感を活かして感受性を高めると共に、感情と言葉の繋がりを深める活動も行います。また、正解がない課題に挑戦することで、違う感性を持つ仲間とともにアイデアを磨きあう経験も大切にされています。
前半の6回では「光」と「人」をテーマに進められ、後半の2回では、世界中の価値観や多様性に触れる内容が計画されています。学ぶ楽しさを味わうことができるこの授業は、子どもたちの未来へ繋がる貴重な経験となるでしょう。
類塾プラスの教育理念
類塾プラスは、探究教育に先駆けて取り組んできた実績があり、2016年からは「探求講座」として、考える力と問う力を育む授業をスタートしました。今や子どもたちの「生きる力」に着目する教育が求められていますが、類塾プラスはそのニーズに応え、体験活動や体感学習を取り入れた新しいプログラムに取り組んでいます。
このたびのパナソニックHDとのコラボレーションにより、子どもたちの感受性や情緒を引き出し、新たな探究力を身につけるための授業を展開していく予定です。未来を担う子どもたちが自主的に学び、成長できる機会を提供することを目指しています。
まとめ
最近の教育は、テクノロジーの進化や社会のニーズに対応しつつあります。類塾プラス and パナソニックのScratch Home Schoolは、その革新性を体現し、子どもたちの思考力や創造力を育むための新しいモデルケースとして期待されています。この授業を通じて、未来の子どもたちの可能性が広がることでしょう。