Manabieに新たなリーダーが加わる
教育デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するスタートアップ、
Manabie International Pte. Ltd.が新しいChief Product Officer(CPO)にSohil Gilaniを迎えたことを発表しました。彼は東南アジア最大手Eコマースプラットフォーム「Lazada」の元CPOであり、その豊富な経験を生かしてManabieのさらなる成長を促進します。
Sohil Gilaniのキャリア
Sohil Gilaniは、eBayやWalmartなどの大手企業でシニアプロダクトマネージャーとしてのキャリアを築いてきました。その後、Rocket InternetやLazadaでCPOを務めて以降、東南アジアにおけるeコマースの成長に大きく寄与しました。彼の手腕により、Lazadaは数十億ドル規模の企業価値を実現し、Alibabaグループへの売却を成功させました。特に、彼は「Lazadaマフィア」としてこの地域のスタートアップシーンに持続的な影響を与え続けています。
当社では、彼のリーダーシップの下、教育の未来をより良くするためのプロダクト開発が進められることに大きな期待を寄せています。特に、彼が率いるベトナムを拠点とするプロダクトおよび開発チームは、革新的な教育テクノロジーのグローバル展開を加速させる役割を担います。
プロダクトリーダーシップ体制の強化
Sohil同様、Manabieには強力なプロダクトリーダーシップが集結しています。過去にLazadaで製品管理を担当した
James SimがHead of Product(LMS/AI)として新たに参加し、さらに、Team Spirit Singaporeでエンジニアマネージャーとして活動していた
加藤至がHead of Product(ERP)として加わります。これらの人材の参加により、Manabieはさらなる技術的進化を遂げることでしょう。
Manabieのミッションとプロダクト
Manabieは「一人ひとりの可能性を最大限に引き出す」ことをミッションとし、教育機関向けのDXプラットフォームを提供しています。自校オリジナルの教材を管理できる学習管理システム「Manabie LMS」、業務全体をクラウドで一元管理する校務システム「Manabie ERP」、そして生成AIを活用して生徒の学習をサポートする「Manabieチューター」など、多岐にわたるプロダクトを展開しています。
これらのプロダクトを通じて、教師不足の解消や教育のアクセス拡充に取り組み、学習効果の最大化を目指しています。
Manabieが提供するプラットフォームは、すべての人が持つ可能性を引き出し、持続的で平和な社会を実現するための一助となります。
今後の展望
Sohil Gilaniは、自身の強いビジョンをもって教育のデジタル変革に取り組む姿勢を表明しています。彼は「Manabieには教育を本質的に変革する力がある。AIを中核に据え、すべての関係者に最適化された学習体験を提供する」と語っています。
また、今後は日英バイリンガルのプロダクトマネージャーを中心にさらなる人材の採用を進める方針を示しており、日本及び東南アジアにおける教育ソリューションの推進が期待されます。教育の未来を明るいものに変えていくために、Manabieはより一層の努力を重ねていくことでしょう。
会社概要
Manabie International Pte. Ltd.はシンガポールに本社を構えており、教育事業者向けのDXプラットフォームを提供しています。2019年に設立され、現在は日本とベトナムで事業を展開しています。その使命は教育のデジタル化と効率化を支援し、すべての人が自らの可能性を開花させられる世界の実現を目指しています。