NTT西日本が「Benesse Reskilling Award 2025」を受賞
NTT西日本株式会社が、株式会社ベネッセコーポレーションが主催する「Benesse Reskilling Award 2025」においてイノベーティブストラテジー賞を受賞した。この受賞は、同社のリスキリング施策に基づく革新的な取り組みが評価された結果である。
Benesse Reskilling Awardとは
「Benesse Reskilling Award」は、リスキリングに対する取り組みを重視し、企業の挑戦を表彰する制度である。リスキリングの施策を通じて、企業文化の革新を促進することを目的としている。このような取り組みは、企業が持つ潜在的な成長力を引き出すための手段となる。
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受賞の背景と評価ポイント
NTT西日本は「全社員総活躍」を掲げ、事業戦略を達成するための多様な取り組みが総合的に評価された。具体的には、社員一人ひとりが成長する機会を提供する制度や施策を展開しており、その結果、イノベーティブストラテジー賞を受賞する運びとなった。
経営戦略の連動
NTT西日本は、リスキリングを「お客様の課題解決のための学び」と再定義し、経営戦略と人材育成戦略を連動させている。この取り組みによって、「全社員総活躍」を実現するための各種施策を展開し、社員の自律的なキャリア開発を支援している。
重点領域の設定
また、7つの重点領域を設定し、各領域ごとに高度な専門知識やスキルを持つ人材を育成している。これにより、業務変革を推進し、現在のビジネス環境に対応する力を高めている。
自律的キャリアの支援
NTT西日本では、自律的なキャリア開発を支援するために様々な施策を展開している。具体的には、キャリア相談窓口を設け、社員が気軽に相談できる環境を整えている。特に、約2年半の間に2,000件を超える相談実績を上げ、2024年のグッドキャリア企業アワードで大賞を受賞するなど、外部からも高い評価を得ている。
越境活動の文化醸成
NTT西日本は、社員間のコミュニケーション向上に寄与するため、「E-1グランプリ」を開催して進んだ文化醸成に努めている。このイベントには400名以上の社員が参加し、越境活動を行う社員を称賛する文化が形成されている。
今後の展望
NTT西日本は地域密着型のICT企業として、人材育成を基盤に新たな価値創造を目指す方針だ。通信業務の枠を超えて、複雑化するお客様の課題解決に向けた取り組みを進め、社員と共に成長し続ける企業として進化していくことが期待されている。