持続可能な水産業の挑戦
2020-06-08 14:01:14
持続可能な水産業を推進するための第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード募集開始
第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード開催
日本は水産業大国ですが、天然水産物は過剰漁獲や環境問題によって危機に瀕しています。そして、このような状況を打破し、持続可能な水産業を実現させるための取り組みはますます重視されるようになっています。そうした中で、新型コロナウイルスによる影響も相まって、フードサプライチェーンが見直される今日、持続可能な水産物であるサステナブル・シーフードの意義が再確認されています。
サステナブル・シーフードの考え方
サステナブル・シーフードは魚介類の持続可能な漁業や養殖を目指し、未来にわたって水産資源を守っていこうとする概念です。これまでの認識を変え、「特別なこと」ではなく「当たり前なこと」とするために、さまざまな団体や企業が連携して取り組む姿には希望が宿ります。
アワードの意義
2019年に始まったジャパン・サステナブルシーフード・アワードは、国内におけるサステナブル・シーフードの普及を目指しており、今年もさらなる拡大を目指して応募を受け付けます。新たにリーダーシップ部門とコラボレーション部門が設けられ、優れた取り組みを表彰していきます。
リーダーシップ部門
この部門では、個人や企業、団体が新たな取り組みを通じて業界のモデルとなるプロジェクトを評価し、周囲に良い影響をもたらすことを重視します。
コラボレーション部門
企業などが集まり、知識やリソースを共有することで、より大きな影響を与えるプロジェクトを評価する部門です。協力によって生まれる取り組みの重要性が際立っています。
応募の詳細
2020年6月8日から8月19日まで応募を受け付けており、2019年7月1日以降に開始された取り組みが対象です。受賞者は東京サステナブルシーフード・シンポジウム2020で紹介され、その成果が広く認知されます。
審査員について
審査員には、環境問題に精通した専門家や企業のリーダーが名を連ね、信頼性のある評価が行われます。彼らの知見と経験を基に、優れたプロジェクトが選ばれることでしょう。
主催と後援
このアワードは、多くの団体が協力して行われており、持続可能な水産業を実現するための強力なサポートがあります。特にWWFやMSCなど、国際的に認知された団体が参加していることで、より一層の信頼感を生み出しています。
終わりに
サステナブル・シーフードの普及は、未来の海の恵みを守るための重要な一歩です。私たち一人ひとりがこのムーブメントに参加することで、持続可能な水産業の実現に向けた道筋を作っていくことができます。ぜひ、あなたの取り組みの応募をお待ちしています。
公式ページで詳細を確認し、ぜひ応募してみてください!
会社情報
- 会社名
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一般社団法人MSCジャパン
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町9-15兜町住信ビル3階
- 電話番号
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