テレワーク推進の新たな一手!
最近の働き方において、テレワークの重要性が高まっています。その中で「テレキューブ」という新しいスタイルのコミュニケーションブースが注目されています。テレキューブは、防音構造を持つ小型の作業スペースとして、多くの場所に設置可能で、業務の効率化に貢献します。最近、テレキューブの普及に向けて新たに「テレキューブサービス株式会社」が設立され、今後の展望が期待されています。
新会社設立の背景
この新会社は、2018年から2019年にかけて行われた実証実験を経て、設立されました。三菱地所とブイキューブが共同で、東京・丸の内エリアを中心にテレキューブを設置した結果、実際の需要へとつながる数多くのフィードバックが得られました。この実験により、個人と法人の両方における一定の利用実績が確認され、テレキューブに対する潜在的なニーズが明らかになりました。また、新会社ではこれまでの運営における課題も洗い出され、さらなる普及を目指す運営体制が整いました。
会社の概要と目的
テレキューブサービス株式会社の基本情報
- - 商号: テレキューブサービス株式会社
- - 設立日: 2019年8月1日
- - 所在地: 東京都港区白金一丁目17番3号
- - 資本金: 331,000,000円
- - 株主構成: テレキューブ株式会社、株式会社ブイキューブ、株式会社オカムラ、三菱地所株式会社
- - 代表者: 小山田 佳裕
この会社は、2023年度までに東京を中心に全国の主要都市で1,000台のテレキューブ設置を目指しています。その対象は、オフィスビルだけでなく、駅、空港、商業施設など多岐にわたります。従来のオフィス以外でのテレワーク環境整備が促進され、働く場所を選ばない新しいスタイルの確立を狙っています。
具体的なサービスと利点
テレキューブサービスは、時間と場所を柔軟に選べる働き方の提供に加え、ユーザーの生産性向上を図ることを目指しています。防音型のテレキューブには、内部にテーブル、椅子、電源が設けられ、静かな環境で業務を行うことが可能です。具体的には、資料作成、メール確認、電話やWeb会議などのコミュニケーションが行えます。また、設置エリアについても、公共の空間にシームレスに組み込まれ、より多くの人々が利用できるよう配慮されています。
テレキューブの特徴
テレキューブの構造は以下の通りです:
- - 防音性能: 完全密閉型
- - 外寸: 幅1,200mm × 奥行1,200mm × 高さ2,315mm
- - 換気機能: 床部に空気孔、天井部にファン
- - 電源設備: コンセント×1、USBコネクタ×1
- - 入室管理: QRコードによるスマートフォンでの解錠
このように、働き方をより柔軟に、効率的にするために設計されています。テレキューブは、今後の働き方を見据えた新たな選択肢を提供してくれるでしょう。
最後に
テレワークの普及は、今後ますます進んでいくと予想されます。テレキューブサービス株式会社の設立は、その流れに対する新たなアプローチであり、多くの人々がより良い作業環境を得られることを期待しています。この新たなサービスは、働く人々の生活に大きな影響を与える可能性が高いと言えるでしょう。