シャープ、COCORO OFFICEサーバーにUTM機能を搭載
シャープは、中小企業向けの新しいセキュリティソリューションを発表しました。その主役は「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」。
UTM機能がもたらす安心感
近年、サイバー攻撃の手法は進化を遂げ、特に中小企業は標的になりやすいというデータがあります。警察庁の統計によると、ランサムウェアによる被害の約6割は中小企業が受けていることが示されています。多くの企業が専任のIT管理者を持たない中、この状況は深刻な課題と言えるでしょう。
そのため、シャープが提供する「COCORO OFFICEサーバー」は、特にセキュリティの強化に重きを置いて設計されています。UTM(統合脅威管理)機能を搭載したこの新製品には、ファイアウォールや侵入防御システム(IPS)、アンチウイルスなどの重要な機能が含まれています。これにより、外部からの不正アクセスや内部からの情報漏洩に対しても、万全の対策を講じることが可能です。
多彩なラインアップと高機能
「COCORO OFFICEサーバー」は、2TB、4TB、8TBの3つのモデルをラインアップしており、それぞれのニーズに応じた選択が可能です。また、高速な全文ファイル検索機能も搭載しており、業務の効率化にも寄与します。さらに、外出先からのリモートアクセスも実現されているため、柔軟な働き方を支援します。
導入の手厚いサポート
購入後のサポートも充実しており、専用のIDや設置・設定サービス、オンサイト保守などが含まれたパッケージも提供されています。これにより、中小企業や小規模オフィスでも簡単に導入できるよう配慮されています。
結論
シャープの「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」は、単なるサーバーの枠を超え、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)とセキュリティ対策を一台で支援する製品として登場しました。今後、ますます重要となるネットワークセキュリティへの取り組みを強化するために、注目したい製品です。製品の詳細は公式サイトで確認できます。