TOPPANグループが国内関係会社17社の商号を見直し、ブランド統一を図る

TOPPANグループの商号変更について

TOPPANホールディングス株式会社（東京都文京区、CEO：麿秀晴）は、2025年4月1日付で国内の関係会社17社の商号を変更することを発表しました。この変更は、グループブランディングおよびガバナンス強化を目的としており、グローバルな視野での「TOPPAN」ブランドの認知度向上を図る取り組みの一環です。

背景

2023年10月に持株会社体制へ移行したTOPPANは、その際に商号を「凸版印刷株式会社」から「TOPPANホールディングス株式会社」へ変更しました。この際、旧称の「凸版」や「トッパン」は継承されつつ、英字表記の「TOPPAN」を用いることで、国際的なブランド力を高める狙いがあります。

商号変更の意義

今回、17社の関係会社も同様に「TOPPAN」を冠した名称へと変更します。これにより、国内外でのブランド統一が進み、グローバル市場における競争力を強化する目標を掲げています。今後は、海外の関係会社についても商号変更が予定されており、全面的なブランド統一が期待されます。

グループシナジーと持続可能性への取り組み

TOPPANグループは、ブランドの統一化を通じて、各企業の強みや特色を融合させることで、グループとしてのシナジーを追求しています。また、「DX（Digital Transformation）」や「SX（Sustainable Transformation）」という概念を基に、社会課題の解決に向けて持続可能な企業体としての成長を目指しています。これにより、ステークホルダーや地域社会との連携を強化し、持続可能な未来の実現に寄与することを目的としています。