切り抜き動画アカウント数が過去最高を更新したCLIPの急成長
東京都渋谷区に本社を置く株式会社CLIPは、切り抜き動画の累計運用アカウント数が過去最高を記録したことを発表しました。このニュースは、同社がBtoBおよびBtoCの両方の分野で支援している運用チャネル数が拡大していることを証明するものです。近年、ショート動画は企業のマーケティング活動に欠かせないツールとして定着しつつあり、CLIPはその波に乗って成功を収めています。
切り抜き動画市場の変化
近年の切り抜き動画の利用は、市場の成熟とともに進展してきました。企業がショート動画を活用する動きが本格的に進む中、IPホルダーによる二次流通や再認知の施策も加速しています。この変化により、広告色を抑えた「コンテンツ型プロモーション」への移行が見られ、切り抜き動画を核とした新たな認知獲得モデルが定着しています。
運用モデルの革新
株式会社CLIPの運用設計は、ただの投稿代行ではなく、戦略的な支援を目指しています。運用するアカウントの特性に応じて、「どのシーンを切り抜くのか」「どのアカウントで、どの順番で拡散させるか」という点を考慮して設計されるため、結果的に継続的なアカウント増加につながっています。
BtoBとBtoCの両立
CLIPは、BtoBとBtoC両方の領域で運用アカウントを拡大しています。BtoB領域では、企業公式アカウントやIPホルダーの番組公式アカウントなどが対象です。一方、BtoCではファン発信型のアカウントや個人クリエイター専用のチャンネルが増加しています。これにより、単発のバズではなく、継続的に回り続ける分散型の流通網が形成されています。
運用哲学の変化
切り抜き動画はこれまで「単発投稿」や「キャンペーン消費型」として見られることが多かった中、CLIPはこれを“消費されて終わり”ではなく“積み上がる運用モデル”として活用することを推進しています。アカウントは資産として捉え、運用は中長期的な設計が重要と言えます。これにより、切り抜き動画の市場は中長期的な運用モデルが浸透し始めています。
今後の展望
CLIPは今後、運用チャネルの「数」と「質」の両立を目指していく方針です。具体的には、既存アカウントの収益性向上を図り、ジャンル別特化アカウントの量産や海外市場への運用チャネル拡張を検討しています。このような多様な運用モデルの構築は、切り抜き動画のさらなる可能性を引き出すことでしょう。
代表のコメント
代表取締役の山本真司氏は、「切り抜き動画は、1本ずつの“点”ではなく、アカウントという“面”で設計して初めて本当の力を発揮します。この度の過去最高更新は、数の増加だけでなく、切り抜き動画を継続運用する資産として活用する企業・クリエイターが増えてきた結果です」と述べました。
株式会社CLIPの概要
CLIPは、AIを活用した動画切り抜き生成とIP権利管理を総合的に提供するプラットフォームです。YouTubeやTwitchを始め、漫画や写真など多様なフォーマットから見どころを抽出し、切り抜き動画マーケティングを支援します。企業やクリエイターのための新しい体験を提供し、次世代のコンテンツ流通インフラの構築を加速させています。
CLIP公式HP:
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