あおり運転の実態と対策
2024-06-28 12:20:11

あおり運転は増加傾向!7割以上のドライバーが経験あり!最新の調査結果と対策を公開

あおり運転は増加傾向!7割以上のドライバーが経験あり!



チューリッヒ保険会社が実施した「2024年あおり運転実態調査」の結果、あおり運転は依然として深刻な問題であることが明らかになりました。調査では、全国のドライバー2,230人にアンケートを実施。その結果、実に72.5%のドライバーがあおり運転を経験したことがあると回答しました。これは昨年と比較して19ポイント上昇、半年間でも24.1%と大幅な増加となっています。

2020年6月に施行された「改正道路交通法」によるあおり運転の厳罰化は、一部のドライバーの抑止力にはなったものの、依然としてあおり運転は減少しておらず、ドライバーの不安は解消されていません。

あおり運転の実態:危険な行為は増加傾向



調査では、あおり運転を受けたドライバーの多くが、激しく接近され、速度を上げるように挑発された経験を語っています。また、あおり運転を受けた際の行動として、「道を譲った」「何もしなかった」という回答が多く、あおり運転をやり過ごしたドライバーが目立ちました。

九州大学 志堂寺教授は「異常接近はあおり運転の典型的なパターンであり、ドライバーは、いらだちではなく怒りの感情を抱いている可能性も考慮しなければならない。冷静な対応が重要です。」と指摘しています。

あおり運転から身を守るために:有効な対策とは?



あおり運転は、加害者の心理や状況によって異なるため、対策も多岐に渡ります。調査では、あおり運転をされないための工夫として、「車間距離をしっかりとる」「ドライブレコーダーを設置する」という回答が多数を占めました。

ドライブレコーダーは、事故やトラブル発生時の証拠となるだけでなく、あおり運転抑止効果も期待されています。調査では、ドライブレコーダーの普及により、あおり運転が減少すると考えているドライバーが77%と、高い期待が寄せられています。

ドライブレコーダーの利用状況



ドライブレコーダーの利用目的としては、「事故発生時に自分が不利にならないようにするため」が89%と最も多い結果となりました。また、導入のきっかけは、「自動車事故やあおり運転のトラブルに関する報道・記事を見たため」「防犯対策のため」「安全運転意識を高めるため」と、トラブルに対する意識の高まりがうかがえます。

ドライブレコーダー普及の課題



ドライブレコーダーを利用していない理由としては、「機器の購入や取り付けに費用がかかるため」が67%と最も多くなりました。ドライブレコーダーの価格や設置費用は、導入をためらう要因の一つとなっています。

あおり運転から身を守るために、できることをしよう



あおり運転は、ドライバーの安全を脅かす深刻な問題です。今回の調査結果から、あおり運転の現状と、ドライバーの意識、対策などが明らかになりました。安全なカーライフを楽しむためには、あおり運転の危険性を理解し、適切な対策を講じる必要があります。ドライブレコーダーの設置や安全運転の意識を高めるなど、できることから始めていきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。