AIによる培地開発
2026-02-19 12:23:16

エピストラがAIを駆使したカスタム培地開発サービスを開始

エピストラ、AIを活用したカスタム培地開発サービスの提供を開始



エピストラ株式会社はこの度、株式会社島津製作所およびそのグループ会社である島津ダイアグノスティクス株式会社と共同で、「AIカスタム培地開発サービス」をスタートしました。このサービスは、エピストラ独自のAI「Epistra Accelerate」を駆使し、培地の組成を最適化することを目指しています。対象となるのは、製薬企業や医薬品開発を行う受託機関(CDMO)で、原薬の開発に必須の培地の調製および生産を手助けします。

背景と課題


抗体医薬品や遺伝子治療薬の製造において、細胞培養技術が重要な役割を果たします。しかし、この工程は非常に時間がかかり、培地のコストも高くつきがちです。さらに、培地の組成の最適化と調製は難易度が高く、アミノ酸やビタミン、環境の温度やpHといった多くの要素が絡んでいます。これらの条件は約100種類にもわたり、最適な組み合わせを見つけるには膨大な実験を必要とします。培地調製には高い精度が求められ、失敗のリスクが常に付きまといます。

サービス概要


新たに導入される「AIカスタム培地開発サービス」では、2つの主要な工程を経て培地の最適化が行われます。

第一工程:AIによる培地組成の最適化


ユーザーは「Rapid Optimization」と「Precise Optimization」のどちらかを選ぶことができます。特に「Rapid Optimization」では、島津製作所が設計した様々な培地を用いる「培地ブレンドキット」を使用します。このキットを使って混合することで、短期間で生産効率を向上させることが可能です。また、エピストラのAIが混合比を提案するため、作業者による組成検討が不要です。

一方で、「Precise Optimization」では、エピストラの専門チームがお客様のニーズをじっくりとヒアリングし、最適な培地組成と条件を設計します。Epistra Accelerateは、既存の手法よりも50%試行回数を削減でき、高度な探索性能を持っています。このプロセスにより培地性能の向上や原料コスト削減、研究開発期間の短縮が可能となります。

第二工程:カスタム培地の製造


前の工程で決定された配合およびパラメータを基に、島津ダイアグノスティクスが培地を製造します。これにより、複雑な調製工程から解放され、短い納期で高品質な培地を手に入れることができます。

エピストラの培地改善実績


エピストラはこれまで412件の改善実績を有しており、CDMO界隈で多くの信頼を得ています。具体的には、NK細胞の収量が50〜100倍向上した例や、年間約4億円の原料コスト削減などがあります。67%の確率でアニマルオリジンフリーを実現したのも、大きな成果の一部です。

新サービスの特長


1. エピストラの高性能AIによる培地組成最適化: ベイズ最適化アルゴリズムを用いた「Epistra Accelerate」により、高い唯一性を持った成果が得られます。
2. 2つの最適化サービス: 予算に応じて迅速な「Rapid」と、詳細な「Precise」の2つの選択肢が用意されています。
3. 島津ダイアグノスティクスによる高品質培地:豊富な経験を元に短期間での培地製造が可能で、安全性と品質保証に定評があります。

サービス情報




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会社情報

会社名
エピストラ株式会社
住所
東京都品川区北品川5丁目5−15大崎ブライトコア 4階 410
電話番号
03-6435-7714

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