大黒柱伐採会
2021-12-17 12:50:48

家族でつながる伝統工法の魅力「大黒柱伐採会」

家族でつながる伝統工法の魅力「大黒柱伐採会」



11月20日、菊池建設株式会社が主催する「家族で選ぶ 我が家の大黒柱伐採会」が静岡県富士宮市の美しい朝霧高原で行われました。このイベントは、家族で伝統的な建材の伐採を体験し、住宅建築における大黒柱の重要性を学ぶ絶好の機会です。参加者は新型コロナウイルス対策として、建築を計画している8組の家族、合計25名。その家族たちは、檜(ヒノキ)の伐採を見学し、職人の技術を間近で体感しました。

伐採に向けた準備



イベントは、入山式とお清め式が行われた後、開始されました。参加者は、職人から伐採する檜の選定について説明を受け、各家庭のために理想的な大黒柱を選びました。伐採作業は、安全が確保された場所から行われ、熟練職人が慎重に計10本の檜を伐採しました。参加者たちはその技術を感心しながら眺めていました。

伐採の後、参加者たちはそのまま持ち帰ることのできる「切り株」にして、家庭で腰掛けや植木鉢の台に活用するための工夫を施しました。これにより、ただの伐採が家族の思い出に加わる素晴らしい体験になりました。

伝統と現代技術の融合



菊池建設は、1955年に創業され、以来、和風の純粋な住宅を提供し続けています。創業者から受け継がれた理念は「日本の風土に合った住まいは国産材を用いるべき」であり、伝統的な木造架構技術を基盤に、現代のニーズに応じた住宅を展開しています。この取り組みは、技術を後世に残すために設立された「日本建築専門学校」の設立にも表れています。

また、会社の広報として近年発刊された「菊池建設の作品集・現代数寄屋の住まい」は、社寺建築の美と現代技術を融合させた住宅の数々を240ページにわたって紹介しています。全44棟281点の写真が掲載されており、さらに多くの人々に日本の伝統美を知ってもらうことに寄与しています。

まとめ



「大黒柱伐採会」は、ただの建材の伐採を越え、家族が一緒に参加することで得られる知識や経験、そして日本の伝統建築に対する理解を深める素晴らしい機会となりました。菊池建設は今後もこのようなイベントを通じて、地域とのつながりを深め、伝統を守る活動を続けていくことを宣言しています。郷土の木材を生かした伝統的な住まいを求める人々には、ぜひ一度参加してみてほしいイベントです。

会社情報

会社名
ナイス株式会社
住所
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-33-1ナイスビル
電話番号
045-521-6111

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