高知での第17回e商人養成塾「我は咲くなり」の開催
2024年9月7日から9月8日の2日間、高知県のリゾートホテル海辺の果樹園にて、第17回高知e商人養成塾(テーマ:我は咲くなり)が開催されました。この塾は、竹製品の専門メーカーである竹虎が運営しており、特に創業以来の長い歴史を持つ同社の代表、山岸義浩氏が会長を務めています。
講師陣とテーマの深掘り
今回の合宿には、様々な分野で活躍する有名な講師が集まり、商売の基本である「モノを売る」ことに焦点を当てました。彼らは、商品をどのように消費者に伝え、選んでもらうかという点を深く掘り下げました。特に、「お客様の声に耳を傾ける」ことが、商売成功の鍵であると強調されました。売上が伸び悩む商品でも、創意工夫を凝らして新たな価値を生む事例が紹介されました。
日本のビジネスシーンの現実
合宿では、少子高齢化や人口減少など、日本が直面している社会的課題についても議論されました。参加者たちは、消費者が減少し、労働力が不足している現状において、企業がどのように進化し、新しいビジネスモデルを構築していくべきかを考える機会を持ちました。
特に、「顧客ニーズから逆算して行動する」という視点が重要であることが明言されました。どれだけ優れた商品でも、その価値が消費者に伝わらなければ意味がありません。現代では、発信力が従来以上に求められるようになっており、その発信が真実であることが求められることが強調されました。
参加者たちの活発な意見交換
塾の参加者による現状報告や今後の目標についての発表も行われました。個々の課題や成功体験が共有され、各自が直面している商売の現実に基づいた活発な意見交換が行われました。特に、対面での丁寧な接客や、商品のストーリーを消費者にどのように伝えるかについての重要性が再確認されました。全員で意見や情報を交換し、より良い商売の在り方を探ることができました。
合宿の成功と未来の展望
第17回高知e商人養成塾の成功は、多大な協力をしてくださった関係者や参加者のおかげで実現しました。この機会を通じて、参加者一人ひとりが有意義な時間を過ごし、今後の商売に役立てることを願っています。竹虎は、今後も高知e商人養成塾の活動を支援し、未来を担う人材の育成に力を注いでいきます。
イベント情報
竹虎の概要
- - 会社名: 竹虎株式会社山岸竹材店
- - 所在地: 高知県須崎市安和913-1
- - 代表取締役: 山岸 義浩
- - 創業年: 1894年(明治27年)
- - 事業内容: 虎斑竹や竹製品、竹炭、竹酢液などの製造・卸・販売
- - URL: 竹虎公式サイト
多くの方々にお越しいただき感謝申し上げます。今後とも竹虎をよろしくお願いいたします。