Ubieが全日本病院学会で新時代の医療を探るランチョンセミナーを開催
Ubie株式会社は、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションのもと、2025年10月11日(土)に第66回全日本病院学会in北海道にて、ランチョンセミナー『PHR・電子カルテ連携基盤により生成AIが実現する新時代のPatient Centricity』を開催します。
新しい医療の可能性に挑む
このセミナーでは、医療法人鉄蕉会の亀田総合病院とUbieが共同で進めてきた実証実験の成果が紹介されます。この実験では、生成AIと電子カルテの連携によって、手作業で行なわれていたがん登録業務の効率化が図られ、年間で約100時間の業務時間が削減されました。
座長を務めるのは、亀田総合病院の小川理先生です。小川先生は医療情報管理の専門家であり、これまで多くの実績を残してきた方です。彼の指導のもと、電子カルテとPHR(Personal Health Record)を連携させた新しい医療の形が提示されます。
患者中心の未来を見据える
Ubieは、医療の効率化を進めるだけでなく、患者の健康経営にも力を入れています。PATH(Patient Outcome Advance Transformation)という理念のもと、患者自身が健康に関する情報を管理できる未来を描いています。セミナーでは、業務効率化を通じて患者の健康寿命を延ばすというビジョンも発信され、この未来に向けての取り組みが紹介される予定です。
セミナーの詳細
- - 日時: 2025年10月11日(土)12:25〜13:25(受付開始12:00)
- - 会場: 札幌コンベンションセンター 1階 大ホールAB
- - プログラム: PHR・電子カルテ連携基盤により生成AIが実現する新時代のPatient Centricity
- - 座長: 小川 理先生
- - 演者: 原瀬 翔平(Ubie株式会社 生成AIプロダクトマネージャー 医師)
このセミナーは、日本国内の医療分野で働く専門家にとって貴重な学びの場になることが予想され、病院経営や医療情報システムに携わる方には特におすすめです。現在、参加者を募集中ですが、事前登録が必要ですので興味のある方は、お早めの登録をお勧めします。
Ubieの挑戦
Ubie株式会社は、2017年に設立されたヘルステックスタートアップであり、AI技術を駆使して、適切な医療サービスを提供することを使命としています。彼らが中核に据えているのは、AIによる問診業務の効率化や、医療機関向けのサービスである「ユビーメディカルナビ」です。このサービスは、病院やクリニックで広く導入され、多くの医療機関の業務を支えています。
特に注目すべきは、2024年から提供を開始した「ユビー生成AI」です。この革新的な技術は、病院内業務のさらなる効率化を実現することを目指しています。2024年12月には「生成AI大賞2024」で特別賞と優秀賞を受賞するなど、業界から高く評価されています。
Ubieの取り組みは、今後の医療の在り方を大きく変える可能性があります。患者と医療機関の距離を縮める新たな試みに、ぜひ注目していきたいと思います。