メニコンが眼科用視野確保材「シアーズ」を新発売
株式会社メニコンが、自己集合性ペプチドゲル技術を用いた眼科用視野確保材「シアーズ®」の販売を、2026年5月18日から開始することを発表しました。これは、主に緑内障の観血的手術時における手術部位への血流を抑制し、視認性を向上させる医療機器です。
緑内障治療には、薬物療法やレーザー治療、場合によっては手術が選択されます。手術を受ける患者さんの中には、長期の薬物療法による副作用で結膜充血が現れるケースも多く、手術中の大量出血が手術部位の視認を難しくすることがあります。こうした状況で医師は、手術の進行を妨げられることもあり、ストレスが増加するという課題があります。
メニコンは、岡山大学との共同開発により、自己集合性ペプチド(SPG-178)を利用した技術を進めてきました。このペプチドには、周囲に血液がある環境でも内部の透明性を保つ特性があり、緑内障手術時の視認性確保に役立つ可能性があると注目されています。実際の非臨床試験やヒト臨床試験での結果も出ており、その医療機器としての有用性が確認されています。
「シアーズ®」は、緑内障手術において血液流入の抑制を実現し、視野の確保をサポートすることで、医師の負担を軽減することが期待されています。初の製品として、同などの特性を持つ他の競合製品は存在しないとも報告されています。
メニコンは、1951年に初の角膜コンタクトレンズを開発して以来、「より良い視力の提供」を企業の使命としてきました。日本および海外の市場において、ヘルスケアの新たな価値創出に向けて、積極的に取り組んでいます。
本製品は今後、海外展開も見据えており、視覚健康を支える頼もしい製品としての期待が寄せられています。国内外での新製品開発にさらに力を入れ、社会のニーズに応じた製品を市場に提供する意気込みを持つメニコン。これからの進展に目が離せません。
会社情報
株式会社メニコンは名古屋に本社を置く企業で、今後も瞳の安全性を最優先に考えた製品開発を進めています。ヘルスケア分野での新たな挑戦を通して、より多くの人々に貢献できる製品を提供していくことを目指しています。詳細な情報は、
メニコン公式サイトを参照してください。
新しい視野確保材「シアーズ®」は、緑内障手術の未来を変える可能性を秘めており、医療現場での活用が期待されます。これからのメニコンの動きに注目が集まるでしょう。