分譲マンション賃貸利回りランキング: 郊外物件が優勢!
不動産マーケティングプラットフォームを提供する株式会社マーキュリーが、首都圏1都3県の分譲賃貸マンションの利回りランキングを発表しました。
今回は、2024年に流通した分譲賃貸マンションの賃料と新築分譲時の価格から表面利回りを算出し、エリア別にランキングを作成しました。気になる結果は…?
郊外物件が上位を独占!
ランキングで最も利回りが高かったのは、神奈川県横須賀市の7.7%でした。市内の駅前にある大規模なタワーマンションが高めの賃料設定で賃貸流通していたことが要因です。
トップ10には、埼玉県さいたま市北区を除き、郊外エリアがずらりと並びました。
東京23区は江東区がトップ
東京23区では、江東区が6.2%で14位にランクイン。豊洲をはじめとする湾岸エリアの大規模マンションやタワーマンションの住戸が、賃貸市場に多く流通していることが要因です。
高利回りマンションの条件とは?
今回のランキングから、郊外で新築分譲時の価格が安く、駅前に立地する大規模物件やタワーマンションが、高利回りになりやすい傾向が明らかになりました。
これらの物件は、立地の良さやスケールメリットから、同じ地域の中でも賃料が高めに設定されるケースが多いようです。
分譲マンションの購入を検討している方へ
分譲マンションの購入を検討している方は、賃貸に出すという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?
今回のランキングは、物件購入や住み替えの際に、賃貸利回りを考慮する上での参考になるでしょう。
ランキングの詳細
- - データソース: Realnetマンションサマリの新築マンションデータ
- - 対象物件: 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)1995年1月から2023年12月末に新築分譲し、2024年1月から2024年5月に賃貸流通した住戸
- - 除外物件: 投資用物件、該当戸数が1戸以下の行政区
- - 利回り計算式: (賃料+管理費)×12 ÷ 新築分譲時価格
株式会社マーキュリーについて
株式会社マーキュリーは、1991年創業の不動産ビッグデータ専門企業です。「Big Data × Technology で不動産の未来は私たちが動かす。」をビジョンに掲げ、AI等のテクノロジーを用いた不動産マーケティングプラットフォームを提供しています。
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