焼酎の新たな可能性を体現した「ARAWAZA BARREL FINISH」
2025年のフランス開催の酒類品評会「Kura Master」で、本坊酒造の本格焼酎「ARAWAZA BARREL FINISH」が金賞を受賞しました。この受賞は、国際的な舞台での日本の本格焼酎の評価が高まっていることを示す一例です。
「ARAWAZA BARREL FINISH」の特長
「ARAWAZA BARREL FINISH」は、さつまいもと米麹を原料とし、アルコール度数は36%。700ml入りのパッケージで、参考小売価格は税込み3,080円です。この焼酎は、特許技術「磨き蒸留」を用いて、フルーティーで爽やかな香りを持たせた原酒を使用しています。
特許「磨き蒸留」とは
特許を取得した「磨き蒸留」は、独自の蒸留技術で、釜底部に新鮮な空気を送り込む仕組みを導入し、蒸留釜内部の温度や成分を均一化します。この技術により、クリアで高品質な焼酎が作られるのです。
熟成過程
この焼酎は、津貫蒸溜所で複数のバーボンバレルに基づいて1年から2年の追加熟成を行い、その後ヴァッティングされます。淡い琥珀色を持つ「ARAWAZA BARREL FINISH」は、ハーブやスパイスの香りと共に、ウッディーでバニラのニュアンスが感じられ、飲むと甘くエレガントな後味が広がります。口当たりもなめらかで、長い余韻を楽しめます。
Kura Masterとは
Kura Masterは、日本酒や本格焼酎、梅酒のためのフランスで開催される国際コンペティションです。審査員は一流のソムリエやバーマンをはじめとする飲食業界の専門家たちで、食と飲み物の相性を重視した厳正な審査が行われます。フランスを中心に、欧州市場に向けた重要なアピールの場となっています。
公式ウェブサイト
こちらからも詳しい情報が提供されています。
まとめ
「ARAWAZA BARREL FINISH」の受賞は、日本の焼酎が世界に評価される重要な一歩と言えます。そのユニークな製法や魅力を理解することで、もっと焼酎の楽しみ方が広がります。ぜひ、皆さんも手に取ってその深い味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。