英国が誇るケンブリッジ蒸留所が日本に到来!
最近、英国ケンブリッジに位置する「ケンブリッジ蒸留所」が日本市場に初めて上陸することが発表され、多くのスピリッツ愛好家に注目されています。この蒸留所は、ウィリアム・ロウ氏によって設立され、彼は「マスター・オブ・ワイン(MW)」および「マスター・ディスティラー」としての二つの称号を持つ唯一の存在です。そのため、「ケンブリッジ蒸留所」はその名にふさわしい革新をもたらす存在となっているのです。
真空蒸留技術による香りの保持
ケンブリッジ蒸留所では、香りを壊さないための真空蒸留技術を用いており、ボタニカルごとに温度と圧力を細かく調整。この手法によって、自然な香りがそのまま抽出されています。その精密さは、芸術的とも呼ばれ、ヨーロッパの高級レストランや五つ星ホテルにおいて、その製品が提供されています。
代表的な製品たち
ケンブリッジドライジン
ケンブリッジ蒸留所のスタンダード製品である「ケンブリッジドライジン」は、13800円(税込)で2025年12月1日より販売開始予定となっています。特に、庭園で採れたフレッシュボタニカルを用い、一つ一つが最適な条件で真空蒸留されており、透明感のある繊細なジュニパーの香りが特徴です。
- - 香り: バジルやローズマリーを感じる柔らかさがあり、清らかな香りが鼻をくすぐります。
- - テイスティングノート: ジュニパーの風味に新鮮なハーブやレモンの香りが重なり、アルコール感が少なく滑らかな口当たり。
オススメの飲み方はジントニックやジンスパークリングで、真空蒸留の香りを最大限に楽しむことができます。
トリュフジン
「トリュフジン」は、世界で初めてのディジェスティフジンとして話題を集めています。イタリア産の白トリュフを用い、こちらも真空蒸留によりその香りを丁寧に抽出しています。
- - 香り: トリュフの芳醇な香りが最初に立ち上がり、後にジュニパーや土の香り、時折ナッツやマッシュルームのニュアンスが訪れます。
- - テイスティングノート: シルキーで贅沢な味わいで、トリュフの旨味とジュニパーの苦味が巧妙に調和。
この製品は特定のホテルやレストランでの提供が始まっており、今後の展開が待たれます。
スピリッツの新しい楽しみ方
ケンブリッジ蒸留所の製品は、ただの飲料ではなく、まさに「飲むアート」とも言えるでしょう。この蒸留所は、国際ドキュメンタリー『Drink: A Look Inside the Glass』でも取り上げられ、さらにその名声を広めています。
販売とイベント情報
「ケンブリッジドライジン」と「トリュフジン」は、株式会社Onfeetが展開するオンラインストアや、五つ星ホテル向けに販売されます。特別なテイスティングイベントも予定されていますので、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてください。日本におけるプレミアムスピリッツ市場がますます活性化されることが期待されます。
ケンブリッジ蒸留所公式HP
新しい高級スピリッツの潮流の中で、ケンブリッジ蒸留所がどのようにその存在感を発揮していくのか、今後の展開に注目が集まります。