JapanTaxi、新たな乗り方を提案する「相乗りタクシー」アプリを発表
JapanTaxi株式会社が、国土交通省の「相乗りタクシー実証実験」に参加するため、令和5年1月22日から3月11日までの期間限定で、相乗り専用アプリ「相乗りタクシー」を正式にリリースしました。これにより、タクシーの利用シーンに革新をもたらすことを目指しています。
アプリの特徴
新しい「相乗りタクシー」アプリは、ユーザーにとって利便性を追求した設計になっており、以下の機能が特徴です。
1.
同乗者検索機能
アプリでは、「乗車地」と「降車地」を入力することで、近くにいるユーザーの中から同じ方向に向かう相乗りの提案を受けることができます。特に、乗車地や降車地の距離が適切である場合にのみ相乗りが成立し、通常のタクシーよりも料金が安くなる仕組みです。
2.
タクシー配車機能
相乗りが成立すると、システムが自動的に近くのタクシーを配車します。ユーザーは順番にピックアップされ、目的地まで安心して移動できます。降車時にはドライバーが声をかけてくれるため、乗り過ごす心配もありません。
3.
支払い機能
アプリに登録したクレジットカードから、乗車前に算出された相乗り料金が自動的に引き落とされるため、車内での煩わしい支払いが不要です。また、領収書は後ほどメールで送信され、ビジネスシーンでも安心して使えるサービスです。
パートナー企業との連携
「相乗りタクシー」アプリの成功に向けて、JapanTaxiは以下の企業との連携を発表しました。これにより、相乗りの利用をさらに促進していく狙いです。
- - 株式会社ヴァル研究所: 終電後の交通手段として「駅すぱあと」からのアクセス向上。
- - 株式会社NTTドコモ: ポータルサイト「dメニュー」や「iコンシェル」からの利用促進。
- - 株式会社ナビタイムジャパン: 「乗換NAVITIME」を通じての利用促進。
- - 日本航空株式会社: 航空便利用者に対する二次交通手段としての利用促進。
こちらの連携サービスは、アプリを利用した場合にのみ有効であることにご注意ください。
アプリの概要
- - アプリ名: 相乗りタクシー(あいのりタクシー)
- - 対応OS: iOS専用
- - 公式HP: こちらから
運賃は、乗車距離に基づいて事前に算出され、透明性のある取引が可能です。国土交通省は実証実験を通じ、相乗りタクシーのマッチング成立状況や運賃水準の検証を行う予定です。
実証実験の詳細
- - 実施期間: 2018年1月22日~3月11日
- - 配車エリア: 東京都23区、武蔵野市、三鷹市
- - 参加台数: 日本交通グループ300台のタクシーによる実施
JapanTaxiは、「IT×交通、モビリティ・イノベーション」をテーマに掲げており、ユーザーの移動体験を向上させるために日々進化を続けています。新しい公共交通のインフラを築くため、「相乗りタクシー」は一つの大きなステップです。