ニコンのイノベーションセンターに映像・音響システムを導入
ヒビノ株式会社が、株式会社ニコンの最新イノベーションセンターに大規模な映像・音響・制御システムを納入しました。新本社のアトリウムには、来館者に対する印象を強めるための多機能なスペースが整備されています。ここでは、製品発表会や株主総会など、幅広い催事が行えるように高品質な設備が用意されています。
施設概要
新しいアトリウムは、二層吹き抜けの空間で、最大170名が着席できる大階段と共に、大型のLEDディスプレイが設置されています。このディスプレイは、ヒビノの「ChromaVision26」を基盤にしており、画面サイズが幅21.5メートル、高さ5メートルで、圧倒的な視覚体験をもたらしています。解像度は驚異の横8,256ピクセルと縦1,920ピクセルを誇り、自然光を取り入れた環境でも美しい映像を提供します。
音響システムと設備
音響設備にも妥協はありません。高音質と高出力が求められるこのアトリウムでは、CODA AUDIOのスピーカーとShureのワイヤレスシステムが導入されています。これにより、BGMやイベントの音声も高品位で明瞭に再生されます。
また、アトリウム内での映像制作や配信を可能にするために、4Kリモートカメラや移動型操作卓も配備されています。周囲の配線や電源が柔軟に対応できる仕様になっており、様々な用途に合わせたAVネットワーク環境が整っています。タブレット端末からの易しい操作により、映像・音声設備を直感的に制御できるシステムも搭載されています。
今後の展望
ヒビノは今後も製品ラインを強化し、グループとしての総合力を活かしたソリューションを提供する計画です。映像・音響・照明・制御・ネットワークにおけるトータルなシステムにより、さまざまなビジュアルスペースを創り出す手助けを続けていきます。
この新しいイノベーションセンターを通じて、ニコンは企業ブランディングを強化し、製品の魅力をより多くの方に伝えることができるでしょう。今夏からの運用開始が待たれます。これからどのような催事や発表が行われるのか、期待が膨らみます。