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源頼朝の物語を体感する「頼朝の窟～2017～」

湯河原町の幕山公園で開催されるイベント「頼朝の窟～2017～」は、源頼朝にまつわる伝説をドローンとプロジェクションマッピングを用いて演出する迫力のある体験です。昨年のイベントが好評だったため、再び開催されることが決定し、さらに進化した内容でお届けします。

イベントの魅力

今年のテーマは、源頼朝の隠れ家として知られる湯河原の伝説。ドローンに搭載されたLEDライトやフラッシュライトが夜空を彩り、山の岩肌に映し出される映像が観客を圧倒します。映画並みの高精細映像で描かれる巨大な源頼朝が岩を破って立ち現れる迫力の演出は、観る者を引き込みます。

音響面でも最新技術を駆使し、立体音響システムが山中の自然を包み込み、リアルで臨場感のある音響体験を提供します。音楽に合わせて、フラッシュライトや自然の音とコラボレーションする様子は、まさに五感で楽しむことができるイベントです。

日程とアクセス

「頼朝の窟」は2017年3月8日（水）から12日（日）までの期間中、毎晩19:00、19:30、20:00から16分間の上映が行われます。会場は神奈川県足柄下郡湯河原町の幕山公園。アクセスは、小田急ロマンスカーを使用すれば新宿から小田原まで約70分、また東海道本線なら東京から湯河原まで105分ほどです。自家用車の場合、東京から約2時間でアクセスできます。

イベント期間中は「梅の宴」も開催され、湯河原駅からは臨時バスが運行されますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

源頼朝の歴史

源頼朝は、平治の乱に敗れて伊豆に流されていた時、1180年に北条時政や土地の豪族と共に平家を討つための兵を挙げました。初戦は成功となったものの、石橋山の戦いでの敗北により頼朝は敵に追われる羽目になりました。この際、頼朝はわずか7名の主従を引き連れ、土肥実平の案内で洞窟などに隠れ、敵の追撃をかわしました。この伝説が現在の「しとどの窟」として知られ、湯河原は源頼朝ゆかりの地とされています。

このイベントは、歴史と最新技術を融合させた珍しい試みであり、さまざまな年代の観客が楽しむことができる魅力的な機会です。ぜひこの機会に源頼朝の物語を体感に訪れてみてはいかがでしょうか。目の前に広がる幻想的な映像と音に、きっと圧倒されることでしょう。

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