全国高校生政策甲子園の決勝大会が開催予定
2025年8月25日、公益社団法人日本青年会議所が主催する「第三回全国高校生政策甲子園」が、国会議事堂にて決勝大会を迎えます。本大会は、全国の高校生が社会課題をテーマに政策を立案し、その成果を発表する場となります。若者の政治参加や主権者意識を育むことを目的としたこのイベントは、2023年から実施されており、今年も注目の内容が盛りだくさんです。
今年のテーマと応募状況
今年の大会では、設定テーマ部門「未来の日本を創造する!!持続可能なデジタル政策」と自由設定部門「あなたは総理大臣!!地域の社会課題と明るい未来!」の二つの部門から政策を募集しました。これには全国から352チーム、約1500名の高校生が名乗りを上げ、厳しい地区予選を勝ち抜いた16チームが決勝へと進出しました。
各部門で最優秀賞に輝くチームには、内閣総理大臣に直接政策を提案する権利が与えられます。これにより、学生たちの想いが政治の場に届く可能性が生まれます。
決勝大会の詳細
- - 主催: 公益社団法人日本青年会議所
- - 日時: 2025年8月25日(月) 10:40~17:00
- 第一部(設定テーマ部門)10:40~13:10(10:10受付開始)
- 第二部(自由テーマ部門)14:30~17:00(14:00受付開始)
- - 会場: 国会議事堂参議院別館(東京都千代田区永田町1-7)
- - 内容: 開会宣言、ルール説明、審査方法説明、審査員紹介、政策発表、質疑応答、結果発表、表彰式などが行われる予定。
審査方法と国民投票
当日の審査は、会場にいる審査員が政策発表を元に評価を行うと同時に、インターネットを通じた国民投票も実施します。国民投票の期間は2025年9月1日から9月20日までの20日間にわたり、誰でも投票に参加できるため、広く一般の意見が反映される仕組みです。
進出チームの紹介
設定テーマ部門
東日本地区
1位: ProjectY/芝浦工業大学柏高等学校(千葉県)
政策名: 世代協働型デジタルプラットフォームの政策立案
2位: そらりんく/佐久長聖高等学校(長野県)
政策名: ひとりじゃない、をテクノロジーで。
3位: 令和のリンカーン/本庄東高等学校(埼玉県)
政策名: 高齢者のためのICT学習講座
西日本地区
1位: 岐阜高校アグリ班/岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県)
政策名: 農業機械のシェアリングプラットフォーム
2位: 燈/京都市立堀川高等学校(京都府)
政策名: 若者の声を未来へつなぐ「ミライハブ」
3位: 未来創造☆ひらめきソーダ/山陽学園高等学校(岡山県)
政策名: 未来を耕すデジタル農業革命
自由設定部門
東日本地区
1位: シン・地方創生/筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
政策名: ふるさと減税制度
2位: 古川黎明お米プロジェクト/宮城県古川黎明高等学校
政策名: 農業の請負を可能にする直播への転換
3位: ProjectYY/芝浦工業大学柏高等学校(千葉県)
政策名: 地域創生デジタル人材育成
本大会は、学生たちが真剣に取り組む貴重な機会です。未来のリーダーたちが考え出す政策を通じて、どのような可能性が生まれるのか、今から楽しみです。
お問い合わせ
イベントに関する詳細や取材に関しては、公益社団法人日本青年会議所へお問い合わせください。
E-mail:
[email protected]
公式ウェブサイト:
全国高校生政策甲子園
この大会を通じて、若者が自らの意見を政治の場に届ける姿勢がさらに広がることを願っています。