企業活動に潜むMicrosoft 365データ消失リスク
近年、企業の業務基盤として利用されることが多くなったMicrosoft 365ですが、そのデータ消失リスクが増していることをご存知でしょうか。実態調査によると、企業の81%は過去にデータ復元を試みた経験を持つものの、成功したのはわずか15%にとどまっています。この現状の背後にはMicrosoft 365の標準機能では完全に保護しきれないというシビアな事実があります。
標準機能の限界
Microsoft 365には様々なデータ保護機能が存在しますが、それには重要な保持期間の制限が設けられています。例えば、Exchange Onlineの削除アイテムは14日間、SharePoint Onlineは93日間、Teamsでは30日間の保持期間があります。これらの期間を過ぎてしまうと、重要なビジネスデータの復元は極めて難しくなります。この問題が多くの企業にとって見過ごされがちな要因となっています。
共同責任モデルを理解する
企業が見落としているもう一つの事実は、Microsoft 365のデータ保護が「共同責任モデル」に基づいていることです。Microsoftはサービスインフラの可用性やセキュリティについては保証していますが、データの保護に関しては利用企業側にその責任があると明確に示しています。実際、Microsoftは「このサービスに保存されるお客様のコンテンツは、定期的にバックアップすることをお勧めします」といった指示を出していますが、それに従っている企業は依然として少数です。
Acronis Cyber Protectによる新しいアプローチ
このたび開催されるウェビナーでは、データ保護の新たな提案として「Acronis Cyber Protect」を紹介します。このサービスはエージェントレスでクラウド間のバックアップを実現し、容量無制限のストレージが標準で付属しています。そのため、データ量を気にすることなく必要な期間のバックアップを簡単に維持できます。また、予測可能な固定費用で運用でき、Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive、Teamsなど主要サービスの一元管理も可能です。
簡単なデータ復元
直感的なインターフェースを備えたAcronis Cyber Protectを活用することで、煩雑になりがちなデータ復元作業を簡単に行うことができます。これにより、運用負荷を抑えながら確実なデータ保護が可能です。Microsoft 365のデータ保護に課題を抱えている企業にとって、非常に有益な内容となることは間違いありません。
参加方法と今後のセミナー
アクロニス・ジャパン株式会社が主催するこのウェビナーでは、Microsoft 365のデータ消失リスクやその対策についての理解が深まります。さらに、今後も「参加者の役に立つ」セミナーを開催していく予定です。詳細や参加申し込みについては、上記のリンクからご確認ください。
情報漏洩やデータ消失に不安を感じている方は、この貴重な機会をお見逃しなく!