開発組織の内製化を支援するKAGとファインディが協業!
DXの加速により、システム開発の内製化を進める企業が増加しています。KDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG)は、2022年の創業以来、多くの企業の開発組織内製化を支援し、アジャイル開発の組織導入における課題解決に貢献してきました。
内製化を進める上で、組織のパフォーマンスや個人の成長を可視化することは、開発生産性向上だけでなくIT人材育成においても重要です。KAGは、定性・定量の両面からバランス良く可視化し、組織のパフォーマンスをトラックしていくことの重要性を認識していました。
そこで、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を試験的に導入し、チームのパフォーマンス可視化に取り組みました。その結果、開発生産性の可視化・向上を顧客企業でも実現できると確信し、2024年7月16日よりKAGとファインディ株式会社は協業を開始することになりました。
「Findy Team+」で実現する開発組織のパフォーマンス可視化
KAGは、内製化に取り組む組織や、内製化の経験値に不安がある顧客企業に対して、「Findy Team+」を導入することで、スクラムチームのパフォーマンスを可視化し、以下のような価値貢献を目指しています。
スクラチームにとってアウトカムに貢献できる“良い状態”の具体化
Findy Team+で得たデータをスクラムチーム運営へ反映した、より成功再現性の高い内製化支援
不確実性を下げるエンジニアリングの支援
チームの状態にあわせた適切な指標の設定支援
アジャイルマインドの醸成
開発の適切な効率化とアウトカムの最大化
開発者体験の向上
より安定したエンジニア育成
KAGは、健全性の高いチームこそアウトカム創出に不可欠であると考えており、顧客企業のビジネス価値最大化につながる開発組織内製化の支援、開発生産性の向上・改善をサポートしていくとしています。
「Findy Team+」とは?
「Findy Team+」は、エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するSaaSサービスです。GitHub、GitLab、Bitbucket、Backlog、Jiraなどの開発ツールを解析し、「Four Keys」や「サイクルタイム」といった開発のアクティビティ・効率・クオリティなどを可視化することで、開発生産性向上と開発者体験向上をサポートしています。2021年10月の正式リリース以降、約350社(トライアル含む)の企業に導入されています。
協業を通して目指すもの
KAGとファインディは、今回の協業を通して、顧客企業の開発組織内製化を成功に導き、開発生産性の向上に貢献していきます。特に、初めてエンジニアを内製化する組織にとって、「Findy Team+」は大きな価値を提供すると考えており、効果的なチーム運営方法についても支援していきます。
今後の展望
両社は、今後も連携を強化し、開発組織の内製化を支援するサービスを開発・提供することで、顧客企業のビジネス成長に貢献していく予定です。