釣り人口増加を目指す！蓄光バンドが夜間の視認性向上とゴミ問題解決に貢献

老舗紐屋の新たな挑戦

創業72年を誇る大阪の森製紐株式会社が、釣り人口の増加に寄与すべく新商品「グローバンド」をリリースします。この商品は、釣りの日である10月10日から自社ECサイト「モリスリーストア」で販売開始。グローバンドは、夜釣りや早朝釣りの視認性を高めるため、蓄光機能を備えたカラビナを付属しています。

グローバンドの特徴

発光するカラビナを備え、小物を簡単に取り付けられるこの多機能バンドは、クーラーボックスや釣り用バッグの持ち手に巻きつけて使用します。タオルやビニール袋を引っ掛けることが可能で、手軽に小物を持ち運べます。マジックテープ部分には強度を高める起毛タイプを採用。

また、暗闇でも約6時間発光する性能を持っているため、光を蓄える環境さえ整えば、しっかり視認でき安全に釣りを楽しむことができます。さらに、釣りだけでなく一般のアウトドア用途にも幅広く使用できる点も魅力です。

開発の背景と釣り場の現状

近年、レジャー白書2023によると、釣り人口は520万人と減少傾向にある中、釣り禁止の場所が約1.5倍に増加とのデータもあります。一因として、釣り場でのゴミ放置が問題視されています。このような現状を受け、森製紐では「グローバンド」を通じて、釣り人のマナー向上を促したいと考えています。

環境保護とマナー向上への挑戦

「グローバンド」の開発の経緯には、ある著名なゲーム会社向けに開発された固定バンドがありました。しかし、利用者から多くの不必要との意見が寄せられ、釣り用としての再開発が行われました。釣りを愛する社員のアイデアから生まれたこの商品は、釣り人がタオルやゴミ袋を持つことで、釣り場の美化に貢献することを目指しています。

多機能性と実用性

「グローバンド」の巨大な魅力はその多機能性です。リュックサックや運動器具とも簡単に取り付けられ、日常生活のさまざまなシーンで活躍できます。ネオプレーン素材による軽量かつ耐水性の高さも特筆すべき点でしょう。万が一落としても水に浮くため、見失うリスクが少なく設計されています。

森製紐の想い

広報担当を務める森善真氏は、釣り人のマナー問題を深刻に捉えています。海岸付近に住む方々からの意見に耳を傾け、釣りを楽しむ人々がより良い環境で過ごせることを願っているのです。「グローバンド」がその手助けになればと願っています。

商品は税込み1,320円で、長さは約19cm、幅は2.5cm。使用可能直径は1.5cm〜5cmまで対応しており、カラビナやクリップが付属しています。

詳細はこちらからご確認ください。本商品を通じて、多くの方々が釣りを楽しむための手助けとなれば幸いです。