安心・安全な住まい
2023-04-25 10:00:02

高齢化社会に必要な安心・安全な住宅設計とは

住宅内事故を予防するための新たな設計理念



高齢化が進む現代、日本では「人生100年時代」に突入し、住宅内環境が重要視されています。特に、自宅を持ちつつも、体の変化や病気による居住のしにくさが問題視されているのです。これらの課題を解決するためには、住宅の間取りが大きなカギとなります。

住宅内事故の現状



東京消防庁のデータによると、救急搬送の約60%が住宅内での事故によるもので、これは高齢者に限ったことではありません。妊婦や小さな子どもも、住宅環境による事故のリスクにさらされています。例えば、転倒や転落は日常的に起こり得る事故です。こうした住宅の特性により、多くの事故が発生している背景には、間取りの設計が大きく影響していることが分かります。

医療現場からの視点



医療現場で11年間作業療法士として経験を積んだ私たちは、数多くの患者さんと接し、その中で「住宅内環境」が在宅生活に与える影響を実感しました。特に、加齢に伴う身体的な変化や、家族のライフスタイルの変化に対処できる住宅設計の必要性が強く感じられました。これに基づいて、弊社では住宅内の事故を未然に防ぎ、変わりゆくライフスタイルにも対応できる間取りを提案しています。

安全持続性能®の提唱



私たちが提唱する「安全持続性能®」は、年齢を問わず安心して住み続けられる住宅基準です。この基準は、トイレや階段、リビング、洗面室など全13項目について点数評価を行います。出来上がった評価は★で示され、総合的に「★★★(三ッ星)」、「★★(二つ星)」、「★(一つ星)」のラベリングを発行します。現時点で、この基準を採用している住宅会社は全国で18社です。

実際の施工例



評価に基づく実際の施工例を紹介します。たとえば、ある住宅は「安全持続性能★★」の評価を受け、また別の住宅では「安全持続性能★★★」とされるなど、各社がこの基準を意識した設計を行っています。

高齢化社会に向けた新しい住宅の形



今後の超高齢化社会では、事故を防ぐための住宅設計がますます必要とされることでしょう。また、次世代を担う子どもたちを守るための施策としても、住宅のリノベーション需要が高まっています。これに伴い、新築住宅の減少が続く中で、新たな安心・安全な間取りの提案は必須となるでしょう。

結論



住宅内での事故を未然に防ぐための設計は、多くの人々にとって必要不可欠です。私たち株式会社HAPROTは、こうした新しい間取りの基準を広めていくことで、より良い生活環境の提供を目指しています。私たちの取り組みに興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトやSNSをチェックしてみてください。具体的な施工例や取り組みについての情報をお届けしています。

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会社情報

会社名
株式会社HAPROT
住所
広島県廿日市市宮島口西2丁目7-13-5
電話番号

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