タイヨーのリサイクル進化
2020-03-16 09:00:42
大型選別ラインで進化するタイヨーのリサイクル事業と環境保護への挑戦
株式会社タイヨーの新たな取り組み
広島に本社を置く株式会社タイヨーは、持続可能な社会の実現を目指し、廃棄物のリサイクル率向上を図っています。最近導入された大型選別ラインによって、廃棄物処理の精度が飛躍的に向上し、環境への負荷を軽減する努力が進められています。
選別ラインの導入による進化
新たに設置された選別ラインは、混合廃棄物の処理を効率的に行うためのもので、御池鐵工所製の選別施設を利用しています。運び込まれた廃棄物はまず地下ピットに収集され、その後重機によって受け入れコンベヤへと投入されます。この過程では、バリオセパレーターが使用され、廃棄物は軽量物、重量物、細粒物の3つに分けられます。従来の手作業の選別では難しい精度で、再生資源を回収できる点が特徴です。
環境対策と粉じん抑制
工場内では、毎分200立方メートルを集じんする集塵機も設置され、粉じん対策も万全です。これにより、周辺環境への影響を最小限に抑えています。処理対象となる廃棄物は廃プラスチックや紙くず、木くず、さらには金属くずやガラスくずなどさまざまです。これらの廃棄物が正しく処理されることで、地域環境の保全にも寄与しています。
社会の動きと持続可能なビジョン
近年、私たちの世界では廃棄物を循環資源として捉える動きが強まっています。環境省が推進する「プラスチックスマート」や欧米諸国で広がりを見せている「サーキュラーエコノミー」、さらには国際的な「SDGs」などがその代表例です。株式会社タイヨーは、これらの流れを受けて、産業廃棄物処理事業を進化させながら、持続可能で美しい地域環境の実現に努めています。
人材育成と企業文化
また、タイヨーの企業文化は社員一人一人の成長を重視しています。企業理念に掲げられる「かっこいい社員」「かっこいい仕事」「かっこいい企業」を大切にし、外見やマナー教育を通じて企業イメージの向上にも力を入れています。社内環境も整備されており、リラックスできる休憩スペースや託児所の設置など、働きやすい環境が提供されています。
これにより、特に女性社員が多く活躍する場を持つ企業となっています。多様性を尊重し、全ての社員が快適に働ける職場を提供する努力が続けられています。
結論
広島の企業である株式会社タイヨーは、環境負荷を低減するためのさまざまな取り組みを進めています。大規模な選別ラインの導入と、社員の成長を支える企業文化を通じて、持続可能な地域社会の実現に向けて日々進化を続けています。今後の活動にも目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社タイヨー
- 住所
- 広島県広島市安芸区船越南5丁目ー11
- 電話番号
-
082-824-0110