南こうせつのラストサマーピクニックが武道館で開催
2023年9月23日、東京・九段の日本武道館で行われた「ラストサマーピクニック in 武道館」。このイベントは、南こうせつにとって特別な意味を持つ最後のサマーコンサートであり、彼のキャリアを彩る重要な瞬間となりました。1981年から始まったこのサマーイベントは、南こうせつのライフワークとも呼ばれ、今や伝説的な存在です。
開演前の熱気
開演前から会場は熱気に包まれ、「こうせつ」と叫ぶファンの声が響いていました。グランドオープニングでは、歴代のサマーピクニックの映像が込められた大型ビジョンが登場し、ファンを一層盛り上げます。南こうせつがアコースティックギターを持って登場すると、いよいよイベントがスタート。彼が初めて歌ったのは、サマーピクニックのテーマ曲「あの日の空よ」でした。
懐かしの名曲
南こうせつは、ファンを気遣いながら軽やかに挨拶をし、心地よいポップ・チューン「夏の少女」や、かぐや姫時代の名曲「妹」などを披露しました。観客は総立ちとなり、コール&レスポンスで興奮を示し、すぐに感動の一体感が生まれました。南こうせつのデビュー55周年を祝い、彼の才能の全貌を堪能するかのように、素晴らしい楽曲が続きました。
友情の絆
続いて、スペシャルゲストとしてさだまさしが登場しました。彼はバイオリンでかぐや姫の名曲「神田川」を披露し、続けて自身のヒット曲「北の国から」を演奏。会場の笑いを引き出し、ゲストとして呼ばれた特別感が伝わりました。さらに森山良子も参加し、三人で「この広い野原いっぱい」を歌い上げ、コンサートは笑いと感動の渦に包まれました。
バンドメンバーの才能
この日のステージを支えたバンドメンバーも実力派ばかり。河合徹三がリーダーを務め、さまざまな楽器を駆使する佐久間順平や、ドラムの鎌田清、サックスの中村哲といった面々が織りなすサウンドは圧巻でした。南こうせつは後半にかけて「夢一夜」や「マキシーのために」、「夜明けの風」で本編を締めくくると、再登場しアンコールを受け、最後に「あの日の空よ」を再び演奏しました。
すべてがラスト
全29曲、約3時間45分にわたって繰り広げられた「ラストサマーピクニック」は、南こうせつの豊かな音楽の旅の集大成であり、この特別な夜はファンと共に分かち合った心温まる時間となりました。彼が描く音楽の世界は、聴衆に深い感動を与えました。
放送情報
そして、このエモーショナルなステージは11月30日午後5時から、歌謡ポップスチャンネルで独占放送されます。ファンにとってかけがえのない思い出となるこの公演の模様を、ぜひリアルタイムで体験してください。
視聴者プレゼント
放送を記念して、南こうせつの直筆サイン入りグッズも抽選でプレゼント。Tシャツやタンブラーが用意されていますので、皆さんの感想を是非お寄せください!
歌謡ポップスチャンネルとは
このチャンネルは様々なアーティストや名曲をお届けする音楽専門チャンネルであり、スカパー!やケーブルテレビを通じて視聴可能です。音楽を愛する全ての方にとって、楽しめる場所となっています。