ファンケルのSDGs講座
2024-09-13 16:25:21

ファンケルが実施した「神奈川SDGs講座」の内容と子どもたちの反応

ファンケルが開催した特別講座の内容とは



2023年、ファンケルは第26回桐蔭おもしろ体験教室にて「ファンケル 神奈川SDGs講座」という特別講座を開催しました。この講座は、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、子どもたちに環境問題を理解してもらうことを目的としています。

講座は、肌に関わる4つの「敵」、すなわち「温度」「紫外線」「異物」「摩擦」に関する講義からスタートしました。特に、紫外線については生活の中でどれほどの影響を与えるかを詳しく説明し、その対策についても触れました。また、環境変化が肌に与える影響についても解説され、子どもたちは興味津々で耳を傾けていました。

紫外線の理解を深める体験



講座では、紫外線の視覚化を試みました。透明な物質で作られたプリズムを使用して太陽光を分解し、教室内に虹を描いてみせました。この実験には子どもたちから驚きの声が上がり、「紫外線は紫色じゃないんだ!」といった意外な発見もありました。このような体験を通じて、紫外線の特性に関する理解が深まったようです。

さらに、講座では紫外線対策として風船を用いた実験も行われました。風船を顔に見立てて日焼け止めを塗ることで、均一に塗ることの難しさを実感しました。風船がしぼむと塗りムラが目立つことで、日焼け止めを正しく塗ることの大切さを身をもって学ぶことができました。

洗浄の重要性を学ぶ



講座の終盤では、日焼け止めが「肌の異物」になる理由について解説されました。適切な洗浄方法を学ぶことも重要であり、講座では実際に洗浄剤を泡立てて日焼け止めを落とす実験が行われました。これにより、穏やかに洗い流すことの大切さが伝えられ、参加者は楽しみながら学ぶことができました。

アンケートから得られた反応



講座終了後のアンケートでは、「日焼け止めを塗るのが嫌いだったけれど、必要性が分かったのでこれからはきちんと使おうと思う」との声が寄せられました。これは、子どもたちが自分の肌のケアを通じて環境問題に対しても意識を持つようになった証拠です。

神奈川SDGs講座について



この「ファンケル 神奈川SDGs講座」は、神奈川県の企業や団体と共同で実施されているプロジェクトです。SDGsの推進を目的とし、子どもたちにその重要性を伝える活動が行われています。2021年5月から始まったこの講座は、2024年8月末までに約1万3千人の児童や生徒が参加する見込みです。

また、私立桐蔭学園小学校とは、2023年11月から現在まで8回の長期講座が行われており、地域に根ざした持続可能な教育が促進されています。

講師の思い



ファンケル総合研究所の大濵 寧之氏は、参加した生徒たちが積極的に関わっている様子に感銘を受けたと述べました。実際に子どもたちは多くの質問をし、「明日から肌を大切にし、しっかりと日焼け止めを使おうと思います」との感想が寄せられ、未来につながる講座を開催できたと感じています。このように、学びの場が単なる情報提供にとどまらず、実践的な体験を通じて子どもたちの意識を変える大切な機会となっているのです。


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会社情報

会社名
株式会社ファンケル
住所
神奈川県横浜市中区山下町89番地1
電話番号
045-226-1200

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