ITエンジニアの新たな評価指標「市場価値スコア」
LAPRAS株式会社がこの度、エンジニアの能力を多角的に評価する新しい指標「市場価値スコア」を導入しました。このスコアは、エンジニアとしての技術力だけでなく、チームへの貢献や組織をリードする能力も考慮されるため、より総合的な市場価値を示すものとなっています。
背景
従来、LAPRASはエンジニアのオンラインアウトプットに基づく「技術力スコア」を提供してきましたが、技術環境が急速に変化している中で、エンジニアに求められるスキルも進化しています。特に、生成AIの普及や多様な働き方が広がる中で、純粋なコーディング能力だけでなく、AIの活用力、チームへの貢献、さらにはリーダーシップが求められる時代に突入しています。このような流れを受け、より広い視野でエンジニアの価値を数値化する必要が生じました。
新指標「市場価値スコア」とは
「市場価値スコア」は、エンジニアの職務経歴やスキル情報に基づいて、現行の採用市場での価値を数値として示すために開発された指標です。ユーザーがLAPRASに登録した情報を参考にして、技術スキルのみならず、マネジメント力やリーダーシップの評価も組み込まれています。このスコアを5点満点で提示することにより、エンジニア自身が「今の自分の立ち位置」や「強み・成長の余地」を簡単に把握できるようになります。
評価の四つの軸
市場価値スコアは、以下の四つの評価軸から成り立っています。
- - テクノロジー: エンジニアとしての設計・開発経験やスキル。
- - リード: 開発チームの運営や、組織的な課題解決の経験。
- - プロダクト: プロダクトの戦略策定、仕様調整やマーケティングの経験。
- - マネジメント: エンジニアの採用・育成・評価や組織管理の経験。
特にテクノロジーの評価は、バックエンド、フロントエンド、インフラ、モバイル、データといった分野別に展開され、レーダーチャートで視覚化されています。
今後の展望
今後は市場のトレンドや企業からのフィードバックを反映し、市場価値スコアを継続的にアップデートしていく予定です。LAPRASでは、ユーザーと協力しながら、さらなるスコアの精度向上を目指します。
LAPRAS株式会社について
LAPRASは「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」というミッションのもと、AI技術やクロール技術を駆使して、マッチングサービスを提供しています。これにより、エンジニアや企業のニーズに最適なマッチングを実現しています。
会社概要
- - 会社名: LAPRAS株式会社
- - 代表者: 代表取締役 染谷 健太郎
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
- - 設立: 2016年5月11日
- - 資本金: 3億8913万8200円(資本準備金含む)
- - URL: LAPRAS公式サイト
この新指標によって、ITエンジニアの自己認識とキャリア発展に向けた新たな道が拓かれています。